Q ホテル・オークラでの撤退発表から、東京支店で起きた出来事は承知しているか。
A 国際的に株式市場の環境が変化する中で、東京の日本株部門撤退を決めた。これは日本の法律と労働慣習を守って実施されたと考えている。6名を除く、ほぼ全員が期限までに退職のオファーを受け入れ、もうこの問題は解決済みだ。
Q 社員のコンピュータを突然切断するのも、日本の慣習に沿ったことか。
A 今回の事態について、われわれは現地の法律を遵守し適切に行動したと思う。組合の解釈には同意できない。業務が停止した以上、社員のコンピュータを止めるのは問題ないはずだ。その彼らも退職のオファーを受け入れたではないか。
Q オバーマース代表の英語での説明がよく聞き取れなかったと訴える社員もいるが。
A それについて正確なことはわからないが、少なくとも国際銀行業務において英語は標準語のはずだが。
Q 日本の労働慣習を遵守したと言うが、正式発表の前に社員と何らかの話し合いは持たなかったのか。
A そのへんの経緯の細部は承知してない。いずれにせよ日本の法律と慣習に沿ってやったと考えている。