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2007年11月12日(月) 19:35 |
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加ト吉元常務の自宅などを捜索
冷凍食品大手・加ト吉グループに捜査のメスです。1000億円にも上る実態のない循環取引を行った際、売買契約の書面に偽造印を使用していた疑いがあるとして、香川県警は、12日、加ト吉の元常務宅などを家宅捜索しました。
12日朝、家宅捜索が行われたのは、一連の循環取引に深く関与していたとされる三豊市山本町の加ト吉元常務宅と、宇多津町にある貿易会社です。 実態のない売買を繰り返す循環取引を行う際に、加ト吉の子会社・加ト吉水産の偽の印鑑を作成。この印鑑で売買契約を結んでいたという有印私文書偽造の疑いです。 この循環取引は、加ト吉水産と取引企業などが行っていました。実際には商品自体の取引きがないにもかかわらず、売買契約を伝票上だけで繰り返すというものです。これにより加ト吉では6年間で1000億円もの架空取引を計上し、不正に売上高の水増しをしていたとされています。 今回、全国20数ヵ所で行われた香川県警による家宅捜索。この循環取引は、ほかにも大阪の中堅商社や岡山の食品会社など合わせて32社が関与し、5つのルートで行われていたとされています。 今回、初めて捜査のメスが入った循環取引問題。12日に捜査本部を立ち上げた香川県警では、今後、取引きを巡る帳簿や伝票、決算書などの関係資料を押収し、架空取引の全容解明を行いたいとしています。
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