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韓国産干しシイタケ、じわり増加中

安全性で中国産を避ける動きが背景に

2007年11月12日

韓国産のシイタケの輸入が増えている。今年は10月までの実績で、韓国産干しシイタケの輸入量が既に昨年の1.5倍以上になっており、需要期の年末に向け、さらに伸びそうだ。

干しシイタケの市場は、これまで中国産が大半を占めていたが、安全性の問題から中国産を敬遠する動きが広がっていることが背景にある。国産干しシイタケの需給もひっ迫しており、韓国産の輸入がじわりと増加していると見られる。

韓国産シイタケは香りや味わいが深く、価格も国産に比べて比較的安価なので、飲食店にとって使いやすい食材だ。さまざまな保管法も開発されており、特に、乾燥させた干しシイタケは全世界に輸出され、韓国の代表的な林産物の一つとなっている。

キノコは秋の味覚として欠かせない食材。食物繊維を多く含み、低カロリーなため、健康食材としても人気が高い。最近ではシイタケやシメジ、エリンギといった定番キノコ以外にも、実に様々な種類が流通している。もちろん国内産だけではなく、海外産でも良質のものを多く目にするようになった。

aT韓国農水産物流通公社は、同公社のホームページで韓国産シイタケについて、詳しく紹介している。より良質なシイタケの選び方から、シイタケの栄養や効果・効能まで幅広い情報を網羅する。

ほかにも、オリジナル料理のレシピを多数紹介。コチジャンやゴマ油を使った韓国ならではのアレンジを施した料理のレシピは、メニュー開発の参考になる。同公社のホームページでは、そのほかにも栗、マツタケ、松の実、ナツメなど、高品質な韓国農産物を紹介している。

(日経レストラン編集部)

aT韓国農水産物流通公社

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