訓練は、店内1階食品売り場付近から火災が発生したとの想定で、営業時間前に行われました。従業員による初期消火訓練のほか、買い物客に火災発生を知らせ安全な場所へ誘導する避難訓練などが本番さながらに繰り広げられました。訓練には、総社保育所の園児なども参加し、誘導指示に従って建物の外へ避難しました。不特定多数が来店する天満屋ハピータウンリブ総社店では、日ごろから自衛消防隊を中心に地震や火災など万が一の災害発生時に来店客の安全確保を最優先に訓練や管理体制の強化を図っています。今回の訓練では、非常時の避難経路をはじめ、それぞれの役割や連携のあり方などを再確認していました。また、訓練のあと総社消防署員による放水訓練を見学したほか自動体外式除細動器AEDの使い方の指導を受けました。リブ総社店では、今月8日から総社地区の大型商業施設としては、初めてAEDを設置しています。
この展示は、秋の火災予防運動にあわせて玉野市消防本部が初めて開きました。平成16年から消防法の改正によって各家庭への火災警報器の設置が義務付けられていて既存の住宅であっても平成23年5月末までに火災警報器を設置しなければなりません。展示では、法令で定められた火災警報器の設置場所など取り付け方が紹介されています。火災警報器の設置例の展示は、秋の火災予防運動期間の今月15日まで、玉野市役所1階ロビーで行われています。
この作品展は、税を身近に感じてもらおうと、租税教育推進協議会や納税貯蓄組合などが毎年、小中学生を対象に募集しているものです。会場には、総社市内の小中学生から1000点を超える応募のあった作品の中から109点の入賞作品が展示されています。781点の応募があった小学生の部では、104点の書道が展示されています。いずれも「税金」や「青色申告」、「電子納税」など税に関する文字が力強く書かれています。中学生の部では、「郷土を創る税」、「身近な消費税」といった標語が書かれた書道3点と税金をテーマにした作文2点の入賞作品が展示されています。この作品展は、今月18日(日)まで天満屋ハピータウンリブ総社店3階で開かれます。
この工事は、踏み切り内に新たに2.5m幅の歩道を設置するもので、これに伴って、今月25日(日)の朝6時まで踏み切りをはさんだおよそ230mの区間が全面通行止めになりました。工事の現場では、遮断機を取り外したり踏み切り手前の県道で重機を使って歩道を拡げる作業などが早速始まりました。この県道は、地域住民の生活道で普段から交通量が多いほか、岡山方面から井原方面に向かう大型車両も多く通行しています。このことから、付近の住民から踏み切りの歩道を要望する声が多く、今回の歩道設置工事が実現しました。工事後は、縁石で仕切られた歩道を含めて道幅が10mに拡がりより安全に通行できるということです。
これは、県立玉野高校のPTAが保護者を対象に開いたものです。講師には、岡山大学保健環境センターの大西勝准教授が招かれ、「高校時代に身につけてほしいソーシャルスキル」と題して講演しました。大西さんは、「日常生活における様々な問題や課題に、自分で対処する能力、いわゆるソーシャルスキルがない若者が10年ほど前から増えてきている」と指摘し、自分の気持ちがコントロールできず、たくましさが薄れてきている子どもたちの現状を説明しました。その上で、大西さんは、「高校時代に生活面での自己管理、ストレス回避力、自分らしさの確立の3つを培ってもらいたい」と話しました。また、「子供は親の背中を見て育ちます。親子が密にコミュニケーションをとり、親が子供の模範となるべきだ」とアドバイスしました。参加したおよそ50人の保護者や教職員らは、今後の教育の参考にしようと熱心に耳を傾けていました。
この展示は、市民に広く文化財についての関心をもってもらうため倉敷市の文化財保護課が毎年開催しています。今年の展示では、文化財保護課が去年から3年計画で取り組んでいる「近世寺社建築調査」の概要が紹介されています。会場には、真備町の金峯寺の棟木の写真が展示されており寺を建立した大工の棟梁が児島の由加神社を建立した人と同一人物だったことなど、調査で明らかになったことが解説とともに紹介されています。一方、真備町下二万で未盗掘の古墳として話題を集めた勝負砂古墳から出土した馬具や武具、土器などの写真も展示されています。文化財保護課によると、今後の調査で古墳に埋葬されていた人の性別や年齢が判明するかもしれないということで貴重な資料として期待が寄せられています。このほか、去年新たに倉敷市の文化財に指定された木造毘沙門天立像の写真なども合わせて展示されています。この文化財展は、16日(金)まで倉敷市役所1階で開かれています。