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国際
韓国大統領選 朴氏、李明博氏を支持 李会昌氏の出馬「正道でない」(11/13 00:27)【ソウル12日井田哲一】十二月十九日投開票の韓国大統領選で、保守系候補がハンナラ党元総裁の李会昌(イフェチャン)氏(72)と同党公認候補の李明博(イミョンバク)氏(65)とに分裂したことを受け、動向が注目されていた朴槿恵(パククンヘ)前党代表(55)は十二日、李会昌氏の出馬について「正道ではない」と批判、「ハンナラ党で政権交代しなければならないという当初の考えに変化はない」と述べ、李明博氏を支持する考えを強調した。 七日の李会昌(イフェチャン)氏の出馬宣言後、同党は分裂状態になっていたが、朴氏の李会昌氏に対する批判発言で、事態は収拾の方向に向かうとみられる。 聯合ニュースによると、朴氏はソウル市内の自宅前で記者団に対し、「ハンナラ党で政権を交代するのはすべての党員の熱望だ。ハンナラ党の候補が李明博氏であることに変わりない」と述べ、同氏支持を確認した。 李明博氏は十一日、ソウル市内で緊急記者会見を開き、朴前代表を「国政の懸案を協議する政治的パートナー」と呼び、協力を呼びかけた。また八月の統一候補選びの予備選で惜敗した朴氏陣営に対し、党内人事などで冷遇したことを「配慮が足りなかった」と素直に認め、党内融和を図る考えを示していた。 ハンギョレ新聞が十日実施した世論調査によると、支持率は李明博氏41・2%、李会昌氏24・7%。しかし、朴氏が李明博氏支持を明らかにした場合は、同氏が49・7%と跳ね上がるのに対し、李会昌氏は19・1%に下がった。今回の朴前代表の発言で、李明博氏が大きく優位に立ったとみられる。
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