オランダを煽る中共工作
テーマ:ブログ■全世界の慰安婦問題を煽っているのは中共
オランダを欧州の親日国筆頭にあげる向きもあるのですが
オランダというのは、ハーグの番人を気取るところがあります。
欧州における、シナのチベット問題などに対する批判は
オランダが熱心であり、こういった
「今ある人権侵害」については、それなりに
「やれ!やれ!」
の世界です。
ただし、所謂慰安婦問題に関しては、別問題であります。
ましてや、過去の歴史云々について、オランダなどは
まさしく
お前が言うな!
の世界でありまして、
蘭印抑圧の歴史は残虐につきるのであります。
で、文句をタレながらも、政治的判断を
当然ながら回避していたにもかかわらず
↓
オランダ下院、従軍慰安婦問題で日本に謝罪要求決議
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071110i111.htm
(読売)
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オランダというのは、自分たちの行為は棚に上げて
執拗に我が国の戦時行為とやらを批判するのですが
それでも、国家間交渉にてすでに解決していることを
あらためて政治問題化することは、
それなりに遠慮していたわけです。
誠にむかっ腹のたつ基金の事業説明ではありますが
すでに両国政府同意のもと、本事案に対する問題は
解決されているのであります。
↓
各国・地域における事業内容-オランダ
http://www.awf.or.jp/3/netherlands-00.html
(女性基金)
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で、この蘭下院決議は
いちゃもん以外の何物でもない。
オランダと言うのは先の大戦で戦勝国となったにもかかわらず
植民地は失い、経済力は低下した。
どちらが勝ったのかわからん
という複雑な対日感情が潜在意識に残っているのであります。
でオランダと中共の関係でいいますと
中国のチベット等の虐圧、非人道的施策に対し、
欧州の中でも率先してその批判を強めています。
オランダ外相 チベットと東部トルキスタンに対する中国の抑圧を批判
http://www.tibethouse.jp/news_release/2002/Dutch_foreign_Mar27_2002.html
(ダライ・ラマ法王日本代表部)
人権聖火: オランダに到着
http://www.ntdtv.jp/xtr/2007/10/html/n84240.html
(新唐人日本)
これはさすが^^「ハーグの番人」でありまして、その部分に関しては
GJ!と申し上げたい。
で
しかしながら、オランダも対中批判がまともに出来る素地とともに
微妙にロビー工作に横揺れする分子が配置されているようで
その意味では、日米はじめ、世界各国の政界状況と変わりありません。
記事が消えているのでこちらから
↓
親中国党首、実はスパイ オランダで告白。
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/308.html
(阿修羅・株式日記と経済展望さん引用)
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もちろん、白人国家と言うのは、黄色人種の正面からの情報戦など
しらこいことは通じないわけで、まわりくどい情報工作となる。
いくら、「中国は人権侵害していません」というような情報工作をしても
それはかえって火に油になるわけで、こういう時の情報戦略は実に単純であります。
それは
スケープゴート
をたてるわけでして、中共の場合、それは我が国であるという
国務院の基準があるわけです。
米下院決議など、この中共の手玉の一つでありまして
黄門の印籠の如く、じわじわ活用するわけです。
何も、米下院決議が呼び水となって、このオランダ下院決議が
生まれたわけではない。
中共が対中批判を薄めるために、
慰安婦問題を利用したのであります。
シナは、マイク・ホンダの如き草を世界中にばら撒いているので
要注意。
以前にも書きましたが
最近とどまる事を知らない我が国生産業の不祥事ですが
これも、見事に中国産品の悪質性を薄めてしまいました。
こういうのは、スタンダードな情報戦略なんですが
あんまり遡上にあがりません。
これもまた不思議なことです。
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参考
オランダの風俗街、「飾り窓」の3分の1が閉鎖へ
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-28005220070921
(ロイター)
江戸芸人の予言 オランダは変わらなかった
http://kaz1910032-hp.hp.infoseek.co.jp/120129.html
(高山正之・異見自在より)
■無題
オランダといえば、江戸時代に唯一西洋諸国内で日本と貿易をしていた国ですが、その当時から
日本人を人種差別的態度だったのでしょうか。
維新後、オランダを用なしとしたことも根に持っていいるんでしょうね。