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2007年11月10日

【沖縄集団自決訴訟】 沖縄タイムスに学ぶ、新聞記事の書き方

背景を簡単に確認しますと
原告:梅澤元戦隊長・赤松元戦隊長実弟
被告:作家大江健三郎・岩波書店


お題はこちら
大江氏「軍命」主張/「集団自決」訴訟 沖縄タイムス
2007年11月10日(土) 朝刊 1・26面

記事中にある表現の数をまとめました。
(見出しは除く)

原告 10
被告 4

大江氏 7
梅澤氏 4

大江さん 3
梅澤さん 0

集団自決訴訟の真の黒幕(所謂ラスボス)たる沖縄タイムスの論調が気になったので調べた。
素で読むに、「大江さん」vs「梅澤氏」との戦い。
敬称見るだけで、これは間違いなく「大江さん」が正しいに決まっていると刷り込まれる罠ww
民訴とは雖も、「大江被告」と書いても別に間違いでないのに「大江さん」とはこれ如何にww



尚、大江氏によると、当該書(沖縄ノート)を記した理由について
「『集団自決』が美しく、清らかだという欺瞞に反対するのが私の仕事だと思う」
「愛国心のために自ら命を絶った、国に殉じて美しい心で死んだと、事実をゆがめること自体が人間をおとしめている」
から出版したそうです。

「愛国心のために自ら命を絶った」は一般論として理解できますが、
集団自決が美しく清らか?
集団自決が国に殉じて美しい心で死んだ?

それって、大江さんの「あるべき論」じゃないのですか?
そういう輩が必ずいる「筈」だから、悪しき日帝を俺がやっつけるww

そういうテーマなら、大江さん十八番の「特攻隊は軍の命令で嫌々死んだ。犬死だ」の方がより香ばしく興味をそそりますね。

大江さんや岩波文庫の数々の書物に綿々と流れる「呪われた日帝譚」というのは、実は大江さんや岩波の心の深層を描写しているのではないでしょうか?
素直に「沖縄タイムス謹呈「鉄の暴風」の孫引きだから、わしゃよく分からん」って答えたらいいのにww

しかしまぁ、沖縄タイムスの記事だけ読んでいると、赤松さんも梅澤さんも、数千人規模兵団を率いる齢30〜40代の血も涙もない青年将校を彷彿しますな。

実は両人は渡嘉敷・座間味両島を死地と派遣された、実戦経験乏しい25歳と27歳の水上特攻隊・隊長で、部下も2〜30人程度で、朝鮮人軍属からバカにされ、元からいる島の守備隊にも虐められていたらしいんだが・・
文章による印象操作ってのも、ある意味凄い。

罪の巨塊即ち、大江さんの心の中にだけ存在する身の毛もよだつ様なモンスターなんだろうね。

沖縄ノート (岩波新書)沖縄ノート (岩波新書)
大江 健三郎


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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)TrackBack(0)大東亜戦争  | マスメディアの報道禍
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