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女優の黒木メイサ(19)が人気バレエ漫画を映画化した「昴―スバル―」(監督リー・チーガイ)で映画単独初主演を果たす。このほど、撮影先の中国・上海で会見が行われた。慣れないバレエや、日本語、中国語、英語が飛び交う現場に「泣きそうになりながらも、すごく刺激になっています」と語った。
天才少女ダンサー・宮本すばるの成長を描いた曽田正人氏(39)の同名漫画が原作。99年から02年にかけて「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、全11巻で発行部数180万部を突破した。
すばるを演じる黒木は、今年6月から都内のバレエ教室で稽古。「初めて背中が筋肉痛になりましたが、トーシューズで立てるようになった」と笑顔。撮影では、英ロイヤルバレエアカデミーに留学経験がある共演の桃井かおり(55)から“徹底指導”を受け、「ボレロ」習得に余念がない。
香港の世界的プロデューサー、ビル・コン氏が製作。共演は、佐野光来(17)Ara(17)平岡祐太(23)らで、09年公開。