2007.11.06 Tuesday
最後に・・・
最後に・・・
まだ、何も始っていない でも、もうすぐ始まる 一つの事を貫き通すって 凄く大変だと思う わたしの場合、それが料理なのか それも含めての人生だと思う もうこの人生って何十年も 考え方は変わっていないし それだけの為に生きてきた から社会には順応しない様に 思われて来たんだろう 振り返ると失ったものも いっぱいある むしろ失ったものの方が 多いのかもしれない それでも貫き通すって 何の保障もないのに貫くって やっぱり良くないのかな アムールがあって 放浪生活して そして全てをかけて カイユをやって でも、毎日、日々、たった一日さえ 気を抜かず、常に今日が最後に なるかも知れないと生きてきて やっぱりそうやって生きてきて ずーっとそうやって生きてきたから 今が出来たんだと思う 今はとてつもなく、いろんな人を 巻き込んでしまって くだらないかもしれない私の人生に 大切な人生の一部を巻き込んでしまって 本当に申し訳ないと思う やっぱり カイユでのひととき カイユでの出逢いは 今までの人生のなかで一番大切 皆さんが心の中で応援してくれたから この今のステージが出来た たぶんというか、間違いなく カイユを知らない人がこの 話を聞いたら信用しないでしょう 事実は小説よりマンガより面白い と思う。 相変わらず文がめちゃくちゃだが このブログもなかなか面白いんでは そういえば、始めブログを書きだしたとき 自分の料理も認められず、もちろん生活も かつかつでなんでもいいからやらなくては と、始めたわけで、それがいつの間にか ちょっと屈折した私のメッセージや 料理人としての私なりの姿勢を発表 できる場になり、それはそれはうれしいものになった さすがに今度は今までの様に 一匹狼のシェフではなくなってしまうので 暴言だらけのブログも閉鎖しなければ ならない。 なんかカイユをしめても、みなさんとは ブログでつながってる様な気がするし ホームページではメールのやり取りも していたので違和感は無かったが これがもうあと数日で無くなってしまうとなると 急に淋しくなる・・・・・・・・ 本当の意味でプティカイユのシェフは もう消えてしまう これからはセラヴィのシェフとして生きていくのは わかっているけど 切ない なんか去年のいま頃はクリスマスの準備で ひとりあの小さい店にツリーやら飾りやら やっていたと思うと懐かしくてしょうがない はぁぁーもう最後のブログを書いてるのかと 思うと思わず目があつくなる・・ 皆さんにどう感謝していいか、どう恩を返せば いいのか。 このままの生き方を貫き通して 料理を食べた人がうれしくなる 感動する料理を作り続ける事が 恩返しかな 明日からはいよいよセラヴィで仕込み開始 今日が最後のカイユシェフか 今までプティカイユで出逢った方々に 最後に・・・ ほんとうにありがとうございました そして 必ず みせます! プティカイユ シェフ |