おしゃべりなマダム

昨日は流石にバテてしまった。

帰りに足を延ばして、もう一人のオバハンの馴染みのお店で夕飯を食べた。
今年の紅葉の中途半端さが惜しかった、などと秋の焼き物に舌鼓を打ち、
なのに、季節の食べ物は口にちゃんと入る不思議さを、ああたら、こうたら、くっちゃべって店を後にして帰り着いたのが午前様。

後数年もすると、午前様どころか、そのまま二度と目も開かなくなるだろうから、今の内に不良をしておこうと決意して１０年。
まだまだ体力あるじゃん！とぬか喜びしたり。

にしても、花売り場の生徒さんは面白かった。

男子は大勢になると、他力本願か？騒ぐけれど１対１になると控えめ・・？

環境が変わったからか、長年慈しんで育ててきた植物が、暑さも加わって駄目になったのが多かった今年の夏。
クリスマスもあることだし、華やかな植木を買おうと見繕って、近くにいた男子生徒さんに質問したら、ボソボソと答える。聞き取り難い・・。

友人が言っていたが、今の若い子の特徴で、顎を動かさずに喋るし呼吸が浅いから声が小さいしカツゼツが悪いと言っていた。

でも、チミはさっきまで、大声で友達とバカ話してたじゃないか？
オバハンは狼ではないので、そんなに怖がらなくてよろしい！

で、オバハン二人で１６，７の男の子に耳を近づけて説明を聞き入った。

フムフム、で、専門的な用語を確認するのに先輩の学生さんに聞きに行ったりして丁寧に教えてくれた。
いい子じゃないか！声は小さいけど・・。

で、その子が選んだ植木鉢に決めて、他の植物を見て周ったら、一歩後ろを付いて来る。近いよ・・。
せめて３歩後ろがええんでないかい？しかも鉢を持ったままだ。
レジに置いていてくれたらＯＫと伝えたら、レジに置いて私達の所に戻って付いて来る。

ここはお客さんに従業員？が一人付くシステムか？と見渡したら私達にだけ付いている。
うわっ！カモに見られたか？でも残念、このオバハン達は面食いなんだよー。
しかし、健気に質問答えてくれる若い生徒さんが、必要な農薬、不必要な栄養の選択を教えてくれたり。大手企業さん達は足を運んで耳を傾けてほしいなあ、とその生徒さんが研究しているチョコレートコスモスも買ってしまいました。ここに来る前にネギ買っちゃってたからね・・。