2007年 11月 11日
鬼ノ城シニアオープン最終日
青木功プロなどが出場するゴルフの鬼ノ城シニアオープンが、最終日を迎えました。鬼ノ城シニアオープンは、ゴルフ界の活性化を図ろうと始まったもので、50歳以上のプロとアマチュア選手が一緒にプレイする大会です。先月、日本シニアオープンを史上最年長で制した青木功プロや、アメリカで活躍するチップ・べックプロなど、約80人が最終日に臨みました。シニアツアー最終戦で、賞金ランキングが決定するとあって、選手たちは、皆、気迫の込もったプレーを見せていました。大会では、チップ・ベックプロが高橋勝成プロとのプレーオフを制して優勝しました。この模様は、今月17日、深夜1時25分からOHKで放送されます。

アスベスト被害相談会
アスベストの吸引により健康被害を受けた人たちやその家族が集まり、情報交換を行う集会が岡山市で開かれました。これは兵庫県のNPO団体「ひょうご労働安全衛生センター」が開いたもので、会場には、アスベスト被害を受けた人やその家族など約30人が集まりました。岡山県内では、1995年から2005年までの間に、185人がアスベストの吸引が原因とみられる中皮腫で亡くなっています。韓国での被害の現状も紹介され、参加者からは、「アスベスト被害は年々拡大している。地球規模の問題として考えていかなければならない。」という訴えもありました。主催者側では情報交換の場にしようと、来年2月に、患者や家族による組織を設立したいとしています。

全国高校サッカー岡山県予選
全国高校サッカー岡山県予選の決勝戦が、岡山市の桃太郎スタジアムで行われ、作陽と玉野光南が対戦しました。前回の全国大会準優勝の作陽と、今年のインターハイ県予選で作陽を破り、全国でも、ベスト8に残った玉野光南。技術・戦術とも互角の攻防が続く中、前半33分、作陽の7番・岡田がドリブルからのシュートで先制点を奪います。これに対して、玉野光南は、後半23分、コーナーキックから相手のオウンゴールで同点とします。この後、延長戦でも決着がつかず勝負はPK戦へ。作陽は、2人が失敗する苦しい展開となったものの、キャプテンでキーパーの安井が、3本を止める大活躍を見せます。PK戦を制した作陽が、3年連続16回目の優勝を果たし、来月30日から始まる全国大会出場を決めました。

8人制少年サッカー大会
子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらおうと、8人制のサッカー大会が岡山市で開かれました。大会には、岡山市内から過去最多の38チーム・約550人の小学生が参加、開会式では、浦安フットボールクラブキャプテンの柴田将吾くんが、「フェアプレーで戦い抜くことを誓います」と、元気一杯選手宣誓しました。この大会はより多くの子供たちにサッカーの楽しさを知ってもらおうと、通常より3人少ない1チーム8人で試合が行われ、選手がボールに触る機会が多いのが特徴です。また子どもたちの自主性を育てようと試合中、監督・コーチからの指導は禁止されています。選手たちは、互いに声を掛け合いながら、全力でプレーしていました。

プチシェフコンテスト
子どもたちが地元の食材を使って料理のアイデアを競うプチシェフコンテストが、観音寺市で行われました。これは地域の食文化を再発見してもらおうと、観音寺商工会議所が毎年開いているもので、コンテストには、予選審査を通過した観音寺市と三豊市内の小学2年生から高校3年生まで20人が参加しました。ナスやトマトなど、食材は観音寺市と三豊市で生産されたもので、参加した子どもたちはアイデア満点の斬新な料理に腕をふるっていました。出来上った料理は見た目、地元らしさなど4つの項目で審査され、最優秀など6つの料理が表彰されました。出品された料理は、観音寺市内の飲食店で、新たなメニューとして販売されることになっています。

磯谷晴弘さんガラス展
倉敷芸術科学大学の教授でガラス作家の磯谷晴弘さんの作品展が倉敷市のギャラリーで開かれています。会場にはガラスの中に金ぱくや銀ぱくなどで色づけされた別の球体のガラスが浮かぶアイランドシリーズと題されたオブジェなど約50点が展示されています。磯谷さんの作品はガラスの表面を磨きあげ光の反射を利用することで、見る位置や光の加減などで様々な変化をし、見る人を楽しませてくれます。磯谷晴弘さんのガラス作品展は、倉敷美観地区の日本郷土玩具館で今月18日まで開かれています。