「ひこにゃん」お家騒動──作者、彦根市に商標使用中止など調停申し立て

 
              
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「ひこにゃん」お家騒動──作者、彦根市に商標使用中止など調停申し立て

2007/11/10配信


滋賀県彦根市の国宝・彦根城築城400年祭のPRキャラクター「ひこにゃん」をめぐり、デザインした男性イラストレーターが10日までに、彦根市と400年祭実行委員会に対し、商標の使用中止などを求め彦根簡裁に民事調停を申し立てた。

 実行委によると、男性は、ひこにゃんの特技を「ひこにゃんじゃんけん」などと設定されたことに「作者が意図しない性格付けを黙認し、管理を放置している」と批判。400年祭終了後の商標使用中止のほか、指定されたデザイン以外の使用承認取り消しや相当額の支払いを求めている。

 400年祭はことし3月から今月25日までの日程で開催中。ぬいぐるみや絵本、シールなど多くのひこにゃんグッズが販売されている。所有権や著作権は実行委が持ち、使用申請があれば許可しているという。

 実行委は「弁護士と相談して対応するが、法的な問題はないと考えている」と話している。

 ひこにゃんは彦根藩2代目藩主の井伊直孝を、東京・豪徳寺で手招きして雷雨から救ったとされる猫がモデルで、赤いかぶとをかぶっている。(共同)
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