2007年10月02日

「集団自決」検定撤回県民大会



先日行われた県民大会。
北谷に車を置いてタクシーで会場に向かったのだが、もの凄い渋滞。
結局途中から歩くことにしました。
ぞくぞくと会場入りする人の波、11万人という数字の凄さを感じます。



赤道青年会ののぼり。
今回の県民大会の特徴は、いろんな階層、いろんな団体の参加が見られたことでしょう。
そして組織に属しない個人、家族ぐるみの参加が圧倒的に多かった事です。



北谷町の青年会の運営する無料の給水所。
この日はほんとに暑く、熱中症の人が出ないか懸念されました。
僕らは会場後方の木陰に陣取って太陽を避けました。
ヘリコプターから撮影された写真には写っていませんが、会場の周りの樹の下にも足の踏み場もないほどのたくさんの人が陣取っていました。



3時過ぎには会場はもうこんな感じです。
この後さらに増え、10万人を突破したとの報告があります。



4時半頃、会場で号外が配られます。
県内2紙の力の入れようは、県外マスコミと一線を画しています。
翌日のテレビ番組も沖縄の県民大会のことより、相撲のリンチ事件の扱いの方に圧倒的に重きをおいています。
沖縄と本土の温度差を痛切に感じさせられます。

結局、学校教育の現場で「近現代史」をあまりにも教え無さ過ぎているツケが今きています。
歴史教育が、幕末以前を中心に成り立っている様な変なねじれ現象があるのかもしれません。
これでは海外に出て、中国、韓国の若者と対等に論議するなんて無理でしょう。
相手はある意味国策で徹底して「近現代史」を叩き込まれているのですから。
反論するには余りにも知らなさ過ぎて、とても共通の土俵に乗ることすらできないでしょう。

その意味で沖縄で今回起きた問題が、日本の「近現代史」教育を考える上での大きなインパクトになって欲しいものです。





































Posted by 漫遊国 at 14:10 | Comments(1) | TrackBack(0)

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この記事へのコメント
沖縄県民には米兵のちんぽをしゃぶってでも生き残る選択肢だってあったはずだ。奴隷の平和か尊厳ある自決かを選ぶのは沖縄県民個人個人の権利だ。国家権力である日本軍が強制していいことではない。
Posted by はとぽっぽ at 2007年10月07日 23:22