経営破綻したＮＯＶＡの受講生を受け入れる動きが広がっています。英会話大手のジオスは、ＮＯＶＡの受講生を５ヶ月間、受講料無料で２万人まで受け入れる方針を明らかにしました。

　ＮＯＶＡから経営を引き継ぐジー・コミュニケーションズは、９００以上あったＮＯＶＡの教室のうち２００程度しか引き継がない方針のため、３０万人以上いるとされる受講生のうち、数多くの受講生が学校に通えなくなるおそれが出ています。

　このためジオスは、これまで３０００人程度としていた受講生の受け入れを最大で２万人まで増やす方針を決めました。受講料は５ヶ月間まで無料とします。

　業界団体などのまとめによりますと、ＮＯＶＡの受講生受け入れは、８日の段階でジオスも含め９０００人程度でしたが、ジオスが受け入れ数を一気に拡大させることで他の学校にも追随する動きが広がりそうです。（09日10:46）