【ワシントン9日共同】韓国の宋旻淳・外交通商相は9日、ワシントン市内で北朝鮮の核問題などについて講演し、「(6カ国協議の)合意は守られなければならない」と述べ、今月着手された核施設無能力化と並行して、米国が北朝鮮のテロ支援国家指定解除と対敵国通商法の適用除外を行うべきとの考えを示した。
宋外交通商相はまた、名指しは避けつつも、昨年10月の北朝鮮の核実験後強まった日本の核武装論に言及。北朝鮮の非核化を早期に達成することの重要性を強調した。