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県内エイズ診療、14病院で74件 地元避け県外からも受診
県内でエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の診療経験がある医療機関は14病院で、件数は合わせて74件に上ることが、県などの調査で分かった。調査結果からは、地域の各医療機関と総合的なエイズ診療体制を整備した中核拠点病院や拠点病院とのスムーズな連携が読み取れるほか、根強い社会的偏見を背景に、地元を避けた県外患者の受診実態も判明した。
調査は、県健康づくり審議会感染症対策分科会エイズ部会長を務める大館市立総合病院小児科の高橋義博部長が、県と連携し、9月から約1カ月間かけ、郵送、ファクスによる記述式アンケートで実施。診療経験のほか、診療体制(担当医や専用室などの有無)や検査・診断体制について聞き、県内78病院のうち、70病院から回答を得た。回答率は89・7%。
14病院のうち、入院経験があったのは7病院、現在通院中の患者がいるのは4病院だった。また、アンケートとは別に、1診療所で患者の通院も確認した。74件の6割以上に当たる48件は、中核拠点病院の大館市立総合病院や、拠点病院の秋田大医学部付属病院、平鹿総合病院での診療だった。
(2007/11/09 13:47 更新)
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