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田原市長が若手医師と懇談 |
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鈴木克幸田原市長とJA厚生連渥美病院(塚本純久院長)の研修医の懇談会が9日、田原市役所で開かれ、田原市の地域医療に関する意見交換が行われた。
将来の医師確保のために現場の若手医師から意見を聞きながら同市の良さをPRするもので、東海地方などの大学医学部を卒業した後、同病院で2年間の臨床研修中である若手医師6人が参加した。鈴木市長は初めに「医師不足など市民の医療に対する不安は大きい。田原市を日本一住みやすいまちにするために行政としてできる限り支援したい。みなさんに対する市民の期待が大きいということを知ってほしい」とあいさつした。
近年の日本の医療制度について、医師たちからは「医師の絶対数が少ない」などの問題が上がり、臨床研修医マッチング制度などによる医師偏在については「定員を調整する」「不足している産科・小児科医の医療報酬を上げる」などの意見が出た。また、医師不足のもう一つの原因として、軽症でもすぐに病院に頼る市民の傾向を指摘。「医療知識を学び、自らを守る知恵をつけてほしい」と家庭医学の啓発活動の必要性を上げた。
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