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ページ更新時間:2007年11月09日(金) 20時31分
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■妊婦搬送問題 輪番に開業医も参加
今年8月、奈良県橿原市で妊婦が11の病院から受け入れを断られ死産した問題を受けて、県が再発防止のための報告書をまとめました。夜間や休日の一次救急患者受け入れの輪番に開業医も参加することになりました。
奈良県では、今年8月に妊婦が11病院から受け入れられず死産した問題を受けて、原因究明と再発防止のための調査委員会を設置しました。
9日の会合でまとめられた報告書では、夜間と休日の一次救急をになう医療機関が少なく、特に中南部では全ての救急患者が奈良県立医大に集中する問題を解決するため、一次救急の輪番に開業医も参加する方針が打ち出されました。
しかし、報酬の面で医師会側は最低1回25万円必要と話し、奈良県の提示する最高17万8,000円と大きな開きがあります。
「今のところ金額に開きがある。(報酬の)積算根拠を示し合って、公明正大(こうめいせいだい)に達成できるように努力したい」(奈良県 荒井正吾知事) 「基本的には積極的に参加する。ただし開業医も高齢者が多い。(輪番との両立は)体力的にも厳しい面がある」(医師会 斉藤守重産婦人科医会長)
奈良県では、来年1月にも開業医の参加する新しい救急の輪番体制をスタートさせたいと話しています。 (11/09 20:30)
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