仙台放送局

2007年11月9日 19時14分更新

リタリン大量に所持男追送検

強い依存性が指摘され、乱用が問題になっている、向精神薬の「リタリン」をインターネットを通じて400錠販売したとして、逮捕・起訴された東京の男が、およそ5000錠の「リタリン」などを販売目的で持っていたとして薬事法違反などの疑いで仙台地方検察庁に追送検されました。
追送検されたのは、東京・杉並区の無職、嶋谷正和被告(31歳)です。
嶋谷被告は、販売する目的で自宅に向精神薬の「リタリン」およそ5000錠のほか、睡眠導入剤の「ハルシオン」など550錠あまりを持っていたとして、薬事法と麻薬取締法に違反した疑いがもたれています。
宮城県警察本部は、嶋谷被告が
ことし6月にインターネットを通じて、札幌市の女に「リタリン」400錠を、およそ15万円で販売したとして逮捕、起訴し、購入した女ら2人も別の人に転売したなどとして逮捕・起訴していました。調べに対し嶋谷被告は容疑を認め、「東京都内のクリニックなどを何件も回って薬を集めた」と話しているということです。