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混合診療訴訟:控訴して争う--舛添厚労相

 保険診療と自由診療を併用した「混合診療」の治療費に関連し、舛添要一厚生労働相は9日の閣議後会見で「基本的な原則は今のところ曲げない」と述べ、運用を当面は変えない考えを示した。7日の東京地裁判決は、混合診療の場合、全体が自己負担とする厚労省の法解釈を否定した。舛添厚労相は裁判についても、控訴して争うことを表明した。

 舛添厚労相は、混合診療を認めることには、未承認のがん治療などを患者が選択できるプラス面と、薬害や未承認薬の乱用、所得による医療格差などのマイナス面があると指摘し「判決の方向で無制限に何でもいいというのは、国民皆保険の哲学に反する。新薬承認のスピードアップが、一つの解決策になると思う」と述べた。【清水健二】

毎日新聞 2007年11月9日 東京夕刊

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