2007年11月08日
高島市への公開質問状と回答
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平成19年10月29日付けで、下記の公開質問状を海東市長に送付しました。
市長は10月2日のブログで「郷土を守る市長声明」を発表されました。
内容は動物愛護団体アークエンジェルズの移転に反対するというものです。
その他、市長の反対行動を取材された時の市長発言、高島市内有機農家についての過去の発言等、公開質問状の形で一つ一つ具体的にお聞きします。
市長が以下の質問に誠実に答え、説明責任を果たされ、記事を訂正するとともに、記事によって著しく名誉を傷つけけられた国民、国土交通省、農水省、滋賀県警、アイルランド国、アークエンジェルズなど関係者に対して謝罪するよう、強く要求します。
また、回答をする際には記者会見を開いて、「アークエンジェルズ移転反対運動」についての説明責任を果たされるよう求めます。
公開質問状
(1) 10月2日のブログでアークエンジェルズの移転に反対する大きな理由として「有機無農薬栽培を営む上流で〜、」というものがあります。調査したところアークエンジェルズシェルター地から琵琶湖にいたる下流にかけて有機農家は確認できませんでした。具体的な有機栽培農家の所在地を教えてください。
(2) 市長ブログ2005年10月30日の中で「笑うセールスマン」と題し地元高島市の農作物の宣伝をされています。その中で「、、、、阪急ビルで自然な農産物でレストランをされているソルビバさんの社長は、高島市鵜川の有機栽培米を育ててこられた方です。」とあります。ソルビバの直営レストランのHP等でも「高島市にある直営農園からの有機野菜を使用しています」といった旨の宣伝がされております。多くの方がこの市長の宣伝を信じ有機野菜だと信じてソルビバの野菜を食してこられました。残念ながらソルビバは有機野菜および有機米を生産しておらず、市長がインターネットで世界に向けて宣伝された行為は「不正競争防止法」「景品表示法」に抵触する違法行為です。また有機農産物の表示を厳格に定めたJAS法の精神を冒涜し踏みにじる行為です。市長自身の違法行為について謝罪、自首等をされる等、今後の対応について返答ください。
(3) 市長声明の文中「井戸水を生活に使い、有機無農薬栽培を営む上流で、薬品や消毒液、そして病気の犬の糞尿も含め汚水を地下浸透するとの話は、自然の繋がりを知る者として受け入れがたい話であり、全ての生命を尊重する常識では考えられないことです。これは近畿1400万人の水源への冒涜でもあり、強行は許されるものではありません。」とアークエンジェルズ施設の犬の尿等がやがて数キロ以上はなれた琵琶湖にたどり着き汚染するといった非科学的な言動をされています。市長の地盤である高島市新旭町に国土交通省の補助を受けて市が所有する道の駅風車村がありその中のびわ湖畔に隣接した3800m2の有料ドッグランがあります。このドッグランには不特定多数の犬がおとずれその中には多くの罹患犬も含まれています。ドッグラン内の芝生に犬は尿をし、その尿は地下浸透します。市長が上記市長声明で言われた地下浸透による琵琶湖汚染の論理を当てはめると、本ドッグランのほうがはるかに琵琶湖汚染をする可能性は高いといえます。これは市長自身が近畿1400万人の水源への冒涜をしているということです。念のために再度申し上げますが、私自身はアークエンジェルズ施設や風車村ドッグラン内で地下浸透した罹患犬の尿が琵琶湖に到達するまでに汚染物質は分解されると考えており、琵琶湖を汚染するものではないと考えております。つまり本声明内容はアークエンジェルズを排除するための科学的根拠のない虚偽、たわごとであり、アークエンジェルズ林代表に対する冒涜、国民に対する冒涜と考えております。この発言についてアークエンジェルズおよび国民に謝罪をされる等、市長の今後の対応について返答ください。
(4) 上記3に関して、市役所および新旭町観光協会に尋ねたところ、10月10日17時頃、市役所担当者商工部観光課のO氏から「道の駅の運営委託している新旭町観光協会から連絡があり、市長の発言をマスコミ等で知るにあたり、市長の言うことがもっともで賛同した、犬の尿が琵琶湖を汚染する危惧があるので即日、道の駅ドッグランを閉鎖したという連絡を受け、所有者である高島市としてそれを認めた」という旨の正式回答がありました。市長のアークエンジェルズを排除するための、科学的根拠のない虚偽、たわごとを正当化するために市ぐるみでこのような愚行を行うことは貴重な現金収入源を失うことであり、また国土交通省、国民への冒涜でしかありません。あなたは今後も自分の虚偽を通すためにドッグランの閉鎖を続けるつもりでしょうか。市長の今後の対応について返答ください。
(5) 高島市商工会では、棚田の有機米で作ったという和菓子「しそおおみ」を高島市の所有するたかしまアイルランド交流館「びれっじ」で販売しています。調べたところ「しそおおみ」に使用されているのは有機米ではなくただのお米です。これは食品偽装であり「不正競争防止法」「景品表示法」に抵触する違法行為です。また有機農産物の表示を厳格に定めたJAS法の精神を踏みにじる行為です。またアイルランド国に対する冒涜でもあり、世界中で法規を遵守し有機栽培にいそしんでおられる農家の皆様に対する冒涜でもあります。市ぐるみの違法行為について謝罪、自首等をされる等、今後の対応について返答くださいください。
(6) 市長ブログ10月6日の中で「インディアンやアイヌを侵略した側の文化にいることが痛いです。」と書かれていますが、今回の動物愛護団体の件とは、あまりにも的外れな表現で、意味不明です。ともすればインディアン、アイヌの皆さんをはじめ世界のマイノリティーに対する冒涜にも取れます。市長の表現の意図するところを詳しく具体的に返答ください。
(7) 市長は自らが先頭に立ち、アークエンジェルズの進入を阻止する等、さまざまな違法行為を行いました。しかも「法律が間違っている。」「警察がおかしい。」また警察に対して「逮捕される順番を決めて待っている」といった旨の発言をされています。まさに警察および法を冒涜した、行政の首長としてあるまじき違法行為と発言でありますが、アークエンジェルズに対する謝罪、警察への自首、市長職の辞任等、今後どのような責任を果たすのかを返答ください。
(8) 以上の各項目から高島市は市長が中心となって有機栽培、有機米、有機野菜という食品偽装を行い、よそ者の侵入を防ぐためには琵琶湖汚染という切り札を科学的根拠もなく村八分に利用して乱発している、似非エコロジストの市、市ぐるみの食品偽装集団としか認識できません。市長は風評被害を気にしておられましたが、今回の件で高島市および海東市長の似非ぶりは全国に知れ渡りました。高島市の評判を悪くしたのはあなた自身ではないのですか。謝罪、警察への自首、市長職の辞任等、今後どのような責任を果たすのかを返答ください。
(9) 「動物愛護団体アークエンジェルズおよび支援者の行為が琵琶湖水利用者1400万人を冒涜している」といった発言を、全国の農家および1億2000万国民、アイルランド国を騙し続けている市の長がされたことはまったく受け入れることができません。アークエンジェルズに対する謝罪、警察への自首、市長職の辞任等、今後どのような責任を果たすのかを返答ください。
以上、公開質問とさせていただきます。10月31日までにご回答いただきますようお願い申し上げます。
以上9項目の質問について、あなたが高島市の首長としての矜持を保ち、言い訳や論点のすり替えをせず、きちんとした内部調査をしてその結果を記者会見で公表するとともに、自ら犯した罪を認め、国民、国土交通省、農水省、滋賀県警察、アイルランド国、アークエンジェルズなど関係者に謝罪することを改めて求めます。
平成19年10月29日付け文書
高島市の対応について皆様はいかがお思いになられますか?
私は、行政責任を深く追求していくつもりでいます。
アークエンジェルズシェルター移転の遅れは、多くの不幸な犬たちの犬にとって不利益なことです。私はこの問題が、1日も早く平和的に解決することを望みます。
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コメント一覧
誠意のかけらもありません。こんな方が市長だなんてお気の毒としか言い様がありません。
さらに今流行りの偽装問題は重大でしょう、徹底して調べるべき。
市長というより、人間として最悪ですわww
何様のつもりなんでしょうね・・・
早いこと「市長」として「人」として責任とりなさいよ!
そして、消費者と身を粉にして安全な食品作りをされているJAS認定農家の人たちに謝っていただきたいです。
http://www.biwa.ne.jp/~sigakaho/tsushin/61/nouka_hotta.htm
がでてきました。同じ行政でも過ちに対し誠意が感じられますね。海東市長も見習ってほしいです。
私の住む市長が、もしこんな対応をとったら黙ってはいない。考えられない!
高島市民ではないけど怒り心頭。
高島市民の方々がお気の毒。
中には犬が好きで、シェルターができるのを望んで
動物愛護精神の強い人もいるだろうに・・・。
高島市長は、そういう人達の信頼を全てなくすだろうな。
有機農法は農薬・化学肥料を使わない農業であって、代わりにたい肥を使うはず・・・たい肥は良いんですか?
そして、犬の糞尿が浄化されないと言うことは、それだけ土壌が貧弱だと言うことですよね?分解される前に犬の糞尿がすぐに琵琶湖に入ってしまうほど・・・
土壌が貧弱で有機農法?????
高島市の農家の人はこんな人が市長で本当に大丈夫なのでしょうか?