内視鏡手術で障害、4人の医師不起訴
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date:11/6 10:19
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横浜市の病院で内視鏡手術を受けた女性に重い障害が残ったとして書類送検された4人の医師について、横浜地検はいずれも嫌疑不十分として不起訴処分にしました。不起訴処分となったのは、横浜市磯子区の「横浜市立脳血管医療センター」の当時の脳神経外科部長(55)ら4人の医師です。4人は2003年7月、入院していた53歳の女性の脳内の血腫を取り除くため執刀医などに内視鏡手術を行わせ、女性に手足が動かないなどの重い意識障害を負わせたとして、今年2月に業務上過失傷害の疑いで書類送検されていました。これについて、横浜地検は「障害になった出血が医師の過失によるものかどうかを判断するのは困難」などとして、4人を嫌疑不十分として不起訴処分にしました。
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