弁護士資格なく債務整理──大阪府警、容疑の5人逮捕2007/11/08配信
弁護士資格がないのに多重債務者の債務整理をしたなどとして、大阪府警捜査4課と南署は、消費者金融会社「ダイエーリース」社長で韓国籍の黄源植容疑者(35)=堺市北区金岡町=、元弁護士、福徳富男容疑者(69)=大阪市阿倍野区松崎町2=ら5人を弁護士法違反(非弁行為)容疑で逮捕した。黄容疑者は「会社として利益を図りました」などと話し、いずれも容疑を認めている。
調べによると、黄容疑者らは2004年6月、ダイエーリースなど7社に約240万円の多重債務を負った大阪市の女性に福徳容疑者を紹介。同容疑者は弁護士資格がないにもかかわらず、ダイエーリース以外の6社と債務の減額交渉を行い、約170万円を減額した和解契約を結んだ疑い。 福徳容疑者は1987年に担当していた事件の弁済費用を着服したなどとして、大阪弁護士会から弁護士登録を抹消されていた。
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