
バスケットボールプラザ No.32 2007/1月号
=新春のご挨拶=
 会 長 愛 知 和 男
みなさん明けましておめでとうございます。お健やかに良いお正月を過ごされたことと存じ ます。 昨年は日本のバスケツトボール界におきまして、記念すべきFIBA世界選手権大会が国 内各地において開催され、20万人を超える多くの方々が世界のバスケットを直接観戦され ました。 しかし日本代表チームが弱すぎて決勝ラウンドまで進めなかったことと、地上波によるテ レビ放映が少なかったこともあり、世間一般的には今ひとつ盛り上がりにかけていたように 思います。 日本におけるバスケツトボールがメジャースポーツになり、日本代表チームがもっと強くな れば、テレビでもっと多く取り上げて放映されることになるのではないでしょうか。 日本バスケツトボール振興会は、文字通り日本のバスケツトボールをメジャースポーツに 導くために今年も力強く活動してまいります。 その一環として昨年の11月にNPO法人認可申請を内閣府に申請いたしましたが、順調に いけばこの春にもNPO法人としての日本バスケットボール振興会が発足することになるでし ょう。 これからは社会的にも認知された団体として積極的な発言や行動を起こしてまいります。 日本には大変多くのバスケットボール人口がおり、メジャー化によってその人口は更に増 えるでしょうし、国際的にも通用する強い代表チームを作っていくことができると思います。 今年は、2008年北京オリンピツクのアジア予選となる大会が開催されます。男子は日本 の徳島県で、女子は韓国での開催ですが、十分な準備をしてなんとしてでも男女ともオリン ピツクの出場権を勝ち取ってもらわなければなりません。 アメリカでは世界各国から選手を集めているNBAが相変わらず凄い人気ですが、NBA 同様とまではいかなくても、日本におけるバスケットボールが人気を集めるスポーツとなる 日に向って、あらゆる努力をしなければなりません。 日本バスケットボール振興会会員の皆さんはもとより、バスケットボールを愛好する方々 が一丸となって、バスケットボールをメジャーにするために立ち上がっていただきたいと存 じます。 私は日本バスケットボール振興会の会長として、その先頭に立って今年も頑張っていく所 存であります。 最後となりましたが皆さんのご健康を祈念申し上げて、新春のご挨拶といたします。
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