ボートのオールを作った
ラブミーテンダーの続きです。手漕ぎのボートを買ったものの、オールが腐ってヒレだけになっていた、という件なんだが、残ったヒレを利用して棒だけを交換したわけだ。ところがおいら、妙なところがケチ臭いので、1mの棒を買ってきた。選択肢が1mと2mしかないわけでね。で作ってみたんだが、妙に短い。ネット通販のオールをあちこち確かめてみると、1.8mというのが圧倒的に多いんだが、そんな長いオールではクラウンのトランクに入らない。1.5mというのも存在するんだが、それくらいがトランクに積める限界だな。で、1mの棒とヒレとで約1.3mのオールを眺めて、つくづく考えたんだが、やはり継ぎ足すしかない。で、12mmのダボ継ぎでエポキシ大工。船関係のモノは、基本的に木工用ボンドが使えない。アレは水に弱いのだ。
スリーブというんだが、クラッチという金具にひっかかって抜けないようにする部品。コレがないとオールが海に落ちてしまう。つうか、漕ぎにくい。パドルだったらスリーブは要らないんだが、テンダーは幅が広いのでパドルでは漕げない。通販で305円だ。ちなみにヒレは正式名称ブレードと言って、1365円。ブレードはステンレスの木ねじで止めるんだが、スリーブは隙間がスカスカなのでシリコーンシーラントで埋める。奥まで流し込んでやったらけっこうガッチリ止まってくれた。
かくして完成したのが、全長147cmというオールだ。ちょうどピッタリ、クラウンのトランクに収まるサイズ。短くて漕ぎにくいかと思ったが、それほどでもない。ボートのオールというのは柄が木製なので、どうしても腐る。たまにこうやって交換しなきゃならないんだが、市販の柄は長さが決まっているので、こうやって自作するのも悪くない。ちなみに、パドルは自力で持つので重いと厄介なんだが、オールはクラッチに乗せて使うモノなので、重くても構わない。
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