山本昌広選手といえば、ご存じ中日ドラゴンズ投手陣の大黒柱であり、日本プロ野球界を代表する投手である。その山本選手が唯一の趣味と言う「ラジコン」について、その思い入れと普段では知ることのできない話を、COSMO-RC.COMの取材で気さくに語ってくださいました。本編最後に山本昌広選手よりプレゼンもありますのでお楽しみに!
■ ラジコンとの出会い COSMO-RC.COMスタッフ(以降:COSMO):はじめに、ラジコンを始められたきっかけを教えて頂けますか? 山本昌広選手(以降:昌さん):初めてやったのは中学3年の時だったと思います。タミヤのブラックカウンタックを買ったのが最初でした。当時スーパーカーブームで、自分もその頃から車が好きで、スーパーカーの写真も良く撮っていました。ですからその時は、スーパーカーへの憧れだけで始めた感じでした。高校に入学してからは野球一筋でしたから、ラジコンはそれっきりになりますね。 COSMO:その後に再開したのはいつ頃になりますか? 昌さん:プロになってからになりますが、1995年に膝を故障して手術をしたんですよ。当然練習もできませんし、毎日リハビリ以外にすることもなく、とにかくストレスばかりが溜まるんです。そんな時に、友人が「これで、ストレス発散してみたら?」と言って、ラジコン(タミヤのYR-4)をプレゼントしてくれたんですよ。それ以来というもの、後輩も交えて毎日のようにやっていました。その間、友人が僕のラジコンの面倒を見てくれたおかげで、ストレスも十分発散できました。とにかく、ハマっちゃいましたね(笑)。 COSMO:そうすると、それから本格的に始まったという事ですね。 昌さん:そういうことです(笑)。
■仕事とのバランス COSMO:でも、怪我が完治すれば、ラジコンをする時間も限られる様になったのでは? 昌さん:当然仕事が優先ですから、それは今でも変わることはありません。プロ野球シーズン中は休みが変動的で、遠征の場合や先発と中継ぎでもオフの予定が違いますから、オフが取れた時には可能な限りラジコンを走らせに行くようにしています。純粋に、無性に走らせたくなるんですよ(笑)。 COSMO:ただでさえ時間がないのに、走らせるためのセッティングとかパーツを揃えるとか、大変じゃないですか? 昌さん:それに関しては、協力してくれる仲間がいて、とても感謝しているんです。仲間がいなかったらここまで続けていられなかったと思います。もちろん、自分に時間があるときには模型店に買い物に行ったりもしますよ。
■ラジコンの魅力 COSMO:それでは改めてになりますが、山本さんにとってのラジコンの魅力をお聞かせ願いますか? 昌さん:やっぱり沢山の仲間ができることですね。大会にもできる限り出場するようしているのですが、レースを通じて色んな仲間が増えることは間違いないですね。 COSMO:今までに何回ぐらいレースに出場されたんですか? 昌さん:だいたい年間で4回くらいかな?過去に電動ツーリングの全日本にも2回挑戦しましたよ。 COSMO:そう言えば、最近エンジンカーを始められたと伺っていますが? 昌さん:エンジンカーも面白いですよ。去年の年末から始めたんですけど、見事にハマっちゃいました! 燃料はもちろんコスモです!!(笑) COSMO:ありがとうございます!(笑)話によると燃料の消費が半端じゃないと伺っていますが? 昌さん:やるときは、1日に3〜4リッターぐらいは使いますよ。 COSMO:すごい!!一般の人なら1ヶ月分ですよ!相当のペースになりますね? 昌さん:とにかく、休みの日にはできるだけラジコンを走らせたいと言う気持ちが強いんです。確かに電動カーの場合は、手軽で汚れることもありませんが、エンジンカーの場合は燃料さえあれば1日中走らせられるから、とても充実感があって良いんですよ。
■今後の活動 COSMO:そうしますと、今後はエンジンカーが中心ですか? 昌さん:そうですね。1/8レーシングもやってみたいと思ってますし、最近ではエンジンバギーも始めたので、早速今年の1/8バギーの全日本に挑戦したいと思っています!! COSMO:ホントですか!そうなったら今年は一段と盛り上がりますね。楽しみですね! 昌さん:そうそう、去年企画した「山・山杯」(※左下写真:山・山杯での山本選手、山崎選手、岩瀬選手)には、沢山の方が集まってくれてとても盛り上がったんですよ。来年あたりにも更に面白いイベントを考えているので、その時はコスモさんにもご協力をお願いします(笑)。 COSMO:どんなイベントですか? 昌さん:エンジンツーリングカーで24時間耐久レース!! COSMO:24時間!?面白そうですね、その時は是非協力させて頂きますよ! |
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