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厚生労働省 孤独死相次ぐ北九州市を監査
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北九州市で生活保護に関連した孤独死が相次いだ問題を受け、厚生労働省は29日、北九州市に対する行政監査を始めた。監査は年1回実施されるが、今回は例年の3倍に当たる6人の職員を派遣、異例の特別態勢を取った。監査は11月2日まで行われる予定。
監査では(1)生活保護受給者に対して、支給を打ち切る際に辞退届の提出を強要することがなかったか(2)市職員があれこれ理由を付けて申請書を渡さない行為がなかったか−などを調べる。
北九州市では、小倉北区の男性=当時(52)=が生活保護を打ち切られた後、孤独死しているのが7月に発見された。また門司区の男性=当時(56)=が生活保護の申請書をもらえないまま孤独死するなど、市が申請書をなかなか渡さないとの批判が出ている。