関西からの情報発信について考える「21世紀ジャーナリストフォーラム2007」(関西プレスクラブなど主催)が7日、大阪市天王寺区の大阪国際交流センターで開かれ、「外国人と語る関西発信の今」をテーマに活発な議論が交わされた。
基調講演で、関西大学社会学部長の黒田勇教授が「東京主導のメディア制作で、『せっかち、しぶとい、品がない』といった関西人のステレオタイプのイメージが作られた」と指摘。テレビドラマの容疑者に関西弁をしゃべらせたり、関西出身のお笑いタレントが関西人をおとしめる芸を用いたりする例を挙げ、「マスコミは、社会秩序から逸脱したものに関西弁を割りあてる古典的な手法から脱却し、新しい関西のイメージを構築すべきだ」と訴えた。
(2007/11/08 8:12)
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