2007/11/08 Today's NEWS
はしかで朝陽小が学年閉鎖/弘前
平川・金田小も授業打ち切り


 弘前市の朝陽小学校(桑田眞校長)は7日、3学年を中心に麻疹(ましん/はしか)が流行しているため、9日までの3日間、3学年で学年閉鎖の措置を取った。平川市の金田小学校(斎藤3千義校長)でも5日、5学年の1学級で授業を午前で打ち切った。県は7日、各市町村などにまん延防止対策に努めるよう通知した。

 朝陽小学校では7日の時点で、3学年36人中10人が麻疹で欠席、4学年で4人、6学年で1人、計15人が麻疹と診断された。さらに発熱などの症状が見られ、麻疹の疑いがある児童は10人となった。桑田校長は「初期は風邪と似た症状が見られるため、熱が出たら休むよう指導している」と話した。
 金田小では、2日に5年生の児童1人が麻疹の診断を受けた。さらに、5日の時点で風邪のような症状で同学年で計11人が欠席したため、同日、授業を打ち切る措置を取った。6日以降は通常の授業を行っているが、7日までに新たに3人が麻疹の診断を受けた。葛西浩治教頭は「感染が疑わしい児童には、医師の許可が出てから登校するよう指導している」とした。
 弘前市医師会理事(感染症対策担当)で、沢田内科医院の沢田美彦院長は「熱がある子供は学校を休ませ、病院へは医師に電話をしてから受診し、感染拡大を防いで」と呼び掛けた。


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