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郵便事業会社員を懲戒解雇 数年にわたり郵便物配達せず

2007年11月08日11時25分

 日本郵政グループの郵便事業会社南関東支社は8日、1000通以上の郵便物を配達せず自宅などに隠していたとして、神奈川県平塚市の同社平塚支店の男性社員(32)を、10月29日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。10月の郵政民営化後の業務で、社員に処分者が出たのは全国初という。

 同支社によると、社員は01年12月から民営化後の今年10月中旬まで、封書など計1003通を配達せず、自宅や職場のロッカーに放置していた。

 社員のロッカーに郵便物があるのを別の社員が上司に報告して発覚。10月29日に同県警平塚署に被害届を提出した。見つかった郵便物はすでに配達済みという。

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