+++++++++++++++< vinpassionco >++++++++++ Love, Passion, and WINE !? +++++++++++< vinpassionco >+++++++++++ VIN PASSION et Companie - Depuis 2004 / Hiroo office building 6F, 1-3-18, Hiroo, Shibuya,Tokyo,150-0012, JAPON Tel +81(0)3 57 89 82 47 / Fax 57 89 82 48

Vin Passion & Cie
Vin Passion & Cie Vin Fins Depuis 2004
プロフィール
名前:daipassion
性別:男性
誕生日:1968年11月18日
血液型:A型
現住所:東京都
趣味:
・スポーツ-ラグビー(観戦)
Dragon KAWAKAMI
Dragon KAWAKAMI
■ Profile ■
PASSION HEART
■ 川 上 大 介         Daisuke KAWAKAMI   株)ヴァンパッシオン   代表取締役
■1968年11月18日生   さそり座 A型
■ 2004年5月起業     ■ 2004年11月インポーター業開始          ■ワイン業界歴14年    ■社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー       ■ 2000年から3年間フランスでクルティエ修行     ■学生時代はワインと全く無縁のラグビー選手   ■シャンパーニュ&ブルゴーニュ命♪ ■ dai@vp2004.net
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一番好きな本 / 2007年11月03日(土)
■ 人材募集中です


多くのご応募を頂きまして誠に有難うございます。

11月から順次面接をさせて頂く予定でおります。

引き続き、ご応募をお待ちいたしております。

→詳細はこちらです


■ 一番好きな本

本というか、絵本です。

百万回生きたねこといいます。

もう150万部を超えているロングセラーのようです。




経営をしているといつも考えます。

何のためにビジネスをしているのか。

ヴァンパッシオンという箱で、どういう風にしてゆけば、みんなが幸せで満ち足りた人生になるのだろうか、と。


「人間が生まれてくる意味って、こういうことなのかな」

・・・と昔から考えていたことがありました。


この絵本には、そんなストーリーがありました。

出会ったとき、すごく衝撃を受けて、そして泣いてしまいました。

今も、たまに読んでいます。

多忙な日常の中で自分の居場所がみえなくなりそうなとき、

・・・きっと誰にでもあると思いますが、この絵本はそんな時に勇気を与えてくれると思います。

もしみなさんも、日常に埋没してしまいそうになったら、ぜひ、お読みになること、お勧めいたします♪


PS) 某インポーターNさんの、「とても温厚でお人柄が良いことで有名なFさん」の奥様の絵本も、夢があって素晴らしいです。

絵本マニアでも何でもないのですが、僕の宝物です♪



 
   
Posted at 17:57 / 読書 / この記事のURL
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人材募集中です / 2007年11月01日(木)
■ 人材募集中です

多くのご応募を頂きまして誠に有難うございます。

11月から順次面接をさせて頂く予定でおります。

引き続き、ご応募をお待ちいたしております。



■ ご応募頂いた皆様へ

ご応募を頂きまして、誠に有り難うございます。

今週末までには、面接予定日の打診のメールをさせて頂きますので、あと少々お待ち下さいませ。



【 名古屋市場の強化を致します!】

名古屋市場での職務をお考えの方について、特に強く希望いたしております。

是非、ご応募くださいませ。



 【気合の入った女性を大歓迎いたします!】

ワイン業界は、日本に多くの業界がある中でも、特に女性の感性や力が生かせる数少ない業界の一つだと思っております。

総合職につきましては、体力的な面などは配慮いたしますが、全く男性と変わらない職務、チャンスがあり、また、その評価をする努力をしております。

厳しさも、遣り甲斐も、責任も全てあります。

どうかチャレンジ下さい。

(現在、連結20名中女性が10名。取締役5名中女性1名。総合職10名中2名、準総合職2名)




株式会社ヴァンパッシオン
代表取締役
川上 大介
 
   
Posted at 09:17 / ワイン経営 / この記事のURL
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僕の中の一番のジュヴレイ / 2007年10月30日(火)
僕の中で一番のジュヴレイ・シャンベルタンは、何と言ってもアラン・ビュルゲです。

今日、お客様との試飲会があり、こちらのジュヴレイ04を試飲したのですが、改めて素晴らしい作り手さんであると思いました。



04の村名物はまさに飲み頃に入りつつあります。

薄いようで濃い。

濃いようで薄い。

昨今、醸造技術の標準化は進み、

「色も味わいも濃い、やや甘いピノノワール」

というスタイルが徐々に主流になりつつある中、

エレガンスを追求し、ガストロノミーと共に真価を発揮するジュヴレイです。


ポテンシャルの高い優れた葡萄を栽培していれば、ジャーナリスト受けしやすい、濃く抽出したタイプのワインを造るのは、技術的に簡単です。

しかし、彼はそんな素材を使って、究極の中庸を極めたワインを造ります。

一見、「静」。

しかし、そのポテンシャルは激しいほどに強い。

まさに、ブルゴーニュ・ピノの正統王道ともいえる味わい。

そして、それを貫く職人の美学。


車でいえば、スポーツカーにも負けない最高性能のエンジンを装備しつつも、

あえてそのパワーを前面に押し出さず、

究極に快適でラグジュアリーな乗り心地を追求した最高級セダン、

といえば、わかりやすいかも知れません。

飲み込むほどにほれ込むジュヴレイです。


今やワインの世界もグローバルスタンダード。

味わいの評価のスタンダードも画一化が進む中、全く逆の方向のワインを造る職人魂、を感じさせるワインだと思います。

ちなみに、ラベルには謡いませんが、古くからビオ栽培をしている生産者です。

今、世界で流行りの「ビオワイン」ですが、誰よりも昔から実践していながら、あえて名乗らない。

それは、ビオとはワイン造りにおける一つの栽培技術でしかなく、

自分が作っているのはジュヴレイであって、ビオワインではないから。


本日の試飲会で、久々に感動したピノノワールだったので、少しワイン屋らしく。。。


 
   
Posted at 01:09 / ワイン / この記事のURL
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弊社チリ、再び世界のトップワインに勝利♪ / 2007年10月24日(水)

■ 人材募集中です

多くのご応募を頂きまして誠に有難うございます。

11月から順次面接をさせて頂く予定でおります。

ご応募お待ちいたしております



■ またエラスリスが世界のトップワインに勝利しました!



昨年6月、日本のトッププロの方々の間で、世界的な著名ワインと、弊社チリワインの比較試飲が行われました。

その際は、評価の高いボルドー2000年物、サッシカイア、オルネライア、オーパスワンなどなど世界のトップと目される超高額になっているワインと、ブラインド(目隠し)で試飲をしました。

そして、マルゴーやラフィットなどに軒並み勝利して、業界に衝撃を与えました。


■ ドイツ・ベルリンの著名ホテルにおいて

世界大会優勝ソムリエ、三ツ星シェフ、世界的なジャーナリスト、などを集めて、同様の試飲が行われ、やはり弊社チリワイン「エラスリス」が著名ワインに軒並み勝利し、世界に衝撃を与えたことから、

「ベルリンテイスティング」

と呼ばれています。


■ 昨夜は、愛好家の方々62名さまによるブラインド試飲でした。



中には日本を代表する醸造家の方のお顔も。。。(BRUCEさん♪)



■ 試飲ワインは以下5種類でした。



ムートン 2004年
ドン・マキシミアーノ 2004年 (チリ)
ヴィニエド・チャドウィック 2004年 (チリ)
マルゴー 2004年
サシカイア 2004年


■ ナビゲーターは、前回、東京グランハイアットにおける、プロ向けのブラインド試飲の際にもナビゲーターを務めておられた、日本のワインジャーナリストを代表する有坂芙美子さまにお願いいたしました。


皆様、一般愛好家の方々とは言え、プロ顔負けの知識と試飲能力をお持ちの方ばかりでした。


まさに厳正なブラインド(目隠し)試飲でした。



■ 結果は

1位  ヴィニエド・チャドウィック 
1位  ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・リザーヴ

3位  シャトーマルゴー
4位  シャトームートンロートシルト
5位  サッシカイア


■ チリ大使館より、ダニエル・カルバージョ大使閣下、並びに、商務部ヘルマン・ベック様(プロチレ代表)にもお越し頂く光栄に預かりました。

誠に有難うございました。

非常にセレブです。



川上、有坂先生、チャドウィック氏、カルバージョ大使閣下。


■ 今回のイベントのオーガナイズを頑張った、チリのブランドマネージャー、木村夏美さん。

最近ショートカットにして、かわいらしい感じになりました♪



大使閣下と打ち合わせ中の夏美さん



当社はフランスの生産者を110社程度扱っており、唯一フランス以外の生産者がこちらチリのエラスリスです。

多くのお客様から、「何故、チリなの?」とよく質問されます。

97−98年のワインブームの際に何十万ケースという安いチリワインが輸入され、「チリ=安物」という印象があるからかも知れません。

チリには数多くの生産者があり、実際に化学コンビナートのような巨大工場で大量生産されるワインがほとんです。

しかし、トップを走る生産者たちは、既に世界に伍するワインを作り始めているのです。

1本ずつ手作りする職人の「こだわり」、「思いいれ」は、万国共通なのです。



■ 近々、フランス以外の生産者があと1つ増えます。

11月中旬発売、国産ワイン(勝沼・鳥居平)です。

コンセプトは、

「世界を真似するのではなく、日本の個性を全面に押しだして、世界のトップに伍するワイン」

です。

「何故、国産?」というお声が聞こえてきそうですが、是非、また次回、ご紹介させて下さい。

日本の職人魂が乗り移った入魂のワインです♪




 
   
Posted at 14:46 / ワインイベント / この記事のURL
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フランスから戻りました / 2007年10月22日(月)
■ 人材募集中です

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■ フランスから本日戻りました♪

出発前には、腰痛と風邪で大変だったのですが、直前にお願いした

「強烈な鍼20本」

のお陰で、無事しっかりと仕事をして参りました。

学生時代に、才能もあまりないのに(泣)、ラグビーのトップチームで頑張ってしまったせいで、

腰はヘルニア

首も慢性ムチ打ち状態

膝やら足首やら、何本か靭帯がないまま

右肩の鎖骨は飛び出たまんま


・・・という状況です。。。(それでも5軍)

それで、たまに仕事が重なると、腰痛が出てしまいます。

今は78KGくらいの体重、学生時代は最高で体重94KGくらいあったのに、見た目は今の2倍くらいスリムでした。。。

土日くらいは休みをとって、運動でもできる生活にしないと、娘から

「メタボリック」

と呼ばれてしまうことから脱却できそうもありません。


■ ラグビーのワールドカップは、南アフリカの優勝で終わりました。



世界的なプロ化が進んでいるお陰で、今回のワールドカップはレベルも高く、非常に見ごたえのある大会だったと思います。

日本ではラグビーはマイナーですが、かつてはサッカーよりも人気があって、早明戦、早慶戦などになると、国立競技場は満員、前夜から徹夜組が出るほどだったのです。。。

今回のワールドカップも、

参加94カ国
TV中継200カ国
試合を見るために開催国フランスを訪れた外国人が40万人
地元フランスでは視聴率が50%を越えた

という超メジャーな大会だったのですが、日本ではどうもイマイチみたいで、大変残念です。。。


フランスについた日は、ちょうどパリ・サンドニの競技場で、フランスVSイングランドの試合をやっていました。(準決勝)

また、帰国する前日には、フランスVSアルゼンチン(3位決定戦)をやっていました。

どちらもフランスが負けてしまったのですが、緊迫した好ゲームで、5年ぶりくらいにしっかりと試合に見入ってしまいました。

一応僕もラグビー歴11年なので偉そうに言うと、今年の一番の見所はアルゼンチンのタックルだったかな思いました。
映像を見るだけでも、骨のきしむ音が聞こえてくるかのようでした。。。

プラス、フィジー戦における我がジャパンの戦い(FB有賀が怪我しなければ、もしかしたかも知れない戦い)、それと、カナダ戦での劇的な同点トライ&ゴールでしょうか。

僕が2年生の時のキャプテン、清宮さんのブログでのコメントが、通にはたまりません。

ぜひ、ご覧になって、ラグビーファンになって下さい♪


■ ワインとラグビーって、あまり共通点がないような気が致します。

実際に僕も、学生時代は「ビールを100万リットル飲む」みたいな世界でした。


でも、造り手さんにはラグビー選手が多いのです。

ソゼのブードさんとか、ラモネのノエルさんとか、デュジャックのジェレミーさんとか。。。

エレガントなワインを作る人が多いのがまた不思議なところです。

今回の出張は、ちょうどワールドカップシーズンでしたので、「実は○○さんもラグビー選手だよ」なんていう話が結構ありました。

いつか、ブルゴーニュ・ラグビーマッチでもしたいところです(タックルなしの奴です)


また来年頭くらいに、素晴らしい生産者を日本にご紹介することが出来そうです。

どうかご期待下さいませ♪

わが社はエレガントな女性が多いのですが、僕は相変わらずこんな感じで頑張って参ります(笑)
 
   
Posted at 02:29 / ワイン的日常 / この記事のURL
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出張してまいります / 2007年10月13日(土)
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■ 本年5度目のフランス出張に出てまいります。

今回は、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボジョレー、アルザスへの出張です。

シャンパーニュでは、既存の生産者のみなさんにお会いして参ります。

ブルゴーニュでは、既存生産者のみなさんにお会いして06年物のワインを確かめてまいると共に、難しい年ゆえに生産者ごとにかなりのばらつきが発生していることが予想される07年物の収穫直後をチェックして参ります。

また、シャンボール村とサンロマン村で新しい出会いがあります。


ボジョレーでは収穫直後の07年産ワインのチェック、ならびに、今年からはじめた新機軸生産者ヌーヴォーのラベルなどの検品です。


アルザスではいくつかの優れた生産者との新しい出会いがありそうです。


また追ってよいご報告が出来るよう、頑張ってまいります!


スタッフのみなさん、留守を頼みます!

川上




 
   
Posted at 05:03 / ワイン的日常 / この記事のURL
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マスコミは怖い(><) / 2007年10月04日(木)
■ 人材募集中です

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■ つい先日、ワイン専門誌としてはもっとも部数の大きなワイナートさまが発売になりました。

その中の

「ワイン輸入元3社に聞く、ブルゴーニュ市場への視点」

という記事にて、当社についてのインタビューを1ページのサイズでご紹介頂きました♪

プロの方々の間では、当社の名前もそこそこ覚えて頂けるようになって参りましたが、一般の消費者、愛好家の方には、まだまだ無名の当社です。

こういった一般消費者向け雑誌の取材は、大変有難くお受けさせて頂いております。


しかし・・・ (><)


当社を応援下さっているワインショップさま、ソムリエさま、に、大変な誤解をお受けするような内容でしたので、出来上がりの本を見た瞬間に青ざめてしまいました。。。



昨年弊社をTVで取り上げていただいた際 にも、結構色々と怖い目にあいましたが、取材というのは、有難い反面、諸刃の剣でもあると、実感いたしました。。。


当社を応援下さっている方が、本記事を読まれてびっくりされると残念ですので、以下、長くなりますが、簡単にご説明させて下さい。


<インタビュー趣旨>

価格高騰により、今までとは違う局面を迎えた、現在のブルゴーニュ。

私たちは高いと嘆くしかないのか、それとも新たな道が開けるのか。

その鍵を握るのは、生産者と消費者のあいだにたつ輸入元たちだ。

彼らは現地の状況と日本の市場をどう捉え、何を課題とし、どのように解決しようとしているのか。

ブルゴーニュのスペシャリストとして名高い3つの輸入元をたずね、彼らのビジョンを聞いてみた。



<記事で紹介された当社見解・要約>

価格が高騰したので、昔のように有名なワインを並べるだけのショップやレストランは立ち行かなくなる。
これは数十年前のパリのビストロが直面したのと同じ事態。

セレクションは、ワインの「銘柄名」でなく「内容」という時代になった。

よって、(内容あるワインを選べるように)、ソムリエに対するエデュケーションが必要である。

また、高額なラグジュアリー市場を開拓するために、オープンプライスをやめて(つまり価格統制をして)、安売りをやめるべき。

そのためには、日本で当社だけが扱う独占生産者を増やすべきである。

ブルゴーニュを高いと嘆くのではなく、高いブルゴーニュでどうやって儲けるのかを考える方が商人として正しい。

高級ワインは消費者に選ばれて売るものではなく、消費者を選んで売るもの。


<実際のインタビュー>

上記の記事内容では、なんとなく、

価格高騰は仕方がないのだから、お金持ちさんだけを選んで、高い値段で売れば良い」

という文脈に見えてしまいます。

こんな傲慢不遜なことを申し上げたわけではないのですが、不徳の致すところなのでしょうか(泣)


約3時間を超えるインタビューで、ラグジュアリー市場について語ったのは20分にも満たなかったと思います。

お話させて頂いた内容の一部が、前後のニュアンスを除いて、クローズアップされてしまったような形です。

同時掲載の3社のうち、他の2社さんは「無名でも美味しいブルゴーニュワインを開拓する力と情熱」をお持ちと評判の優良インポーターさんです。

当社が比較的著名で高価な生産者が多いスタイルであるため、記事の構成上の対比という意味で、そういった部分だけが取り上げられてしまったのかも知れません。


■ 私が3時間中、2時間半以上の中でお話したのは以下です。

1、理念

我々の理念は、「ワインの幸せを広げる」、です。

ですから、価格高騰によって、現在の当社取り扱いワインの一部が、ごく一部の方しか飲めない高額なものになってきている昨今を、ゆゆしき事態であると考えています。


2、我々の事業領域

我々はわずか20名という小企業であり、「売上何千億、営業マン何100人、事業所全国何十箇所」という規模ではありません。

一般の方に向けた1000円以下といった廉価なワインは、「ワインの幸せを広げる」という当社理念から、非常に興味があります。

一方、こういった価格帯のワインは、大手さんの規模の力がない限り、物流力、コスト競争力、利便性、といったものが提供できず、我々が参入しても消費者の皆様にメリットを出すことが出来ません。


我々のような小さな会社が消費者の方に役立てるとすれば、例えば、

ごく一般的なOLの方々が月に1−2度は、自分のご褒美のために、あるいはデートで、といったユーズで使えるような、ある程度以上本格的なフレンチレストラン(コースで2500円から7000円くらい)、そういった場所で飲まれるレンジのワイン(定価1,500円ー10,000円)

というところであり、そこをメイン領域としております。

この価格帯のワインは、我々のような小規模な会社だからこその強み、すなわち専門性、人と人の信頼、情熱、特別な温度帯による配送や保管・・・といった力が生かされるため、消費者の皆様にメリットをご提供できるレンジであると考えています。

プラスして、当社の特徴は、20数年前に取り扱いを始めたころは「無名」と言われていた、コシュデュリ、ラモネ、など、今日世界的に著名で高額となった造り手さんがあり、そちらを、しかるべき市場にしかるべき販売をしてゆくという形態があります。

他の多くのインポーターさんにはない、当社の特徴分野です。

当社の100を超える生産者群の中で、世界的な評判が高く、結果高額になっている、いわゆる「レア」な生産者というのは20%程度を占めますが、あくまでも長年、本物の職人さんによる芸術作品を追い求めてきた結果として、著名になった方も、まだそうなっていない方もある、という形です。



3、現在のワイン高騰への対応

当社では、2つの方策をとっております。
これについて2時間半、お話したのです。。。


1つが

★価格帯から逆算した商品開発



ドイツのリースリング辛口の可能性、国産白の可能性、ドイツのピノが意外と代替になりえるか、あるいは、イギリス南部のピノとシャルドネの未来はどうか、などです。

また、ブルゴーニュの中でも無名の産地や、無名の作り手もあり、ここを開拓できる能力があるインポーターであるかどうかが、今後の我々の存在意義にかかわるというお話をさせていただきました。

この点に対する認識については、他の2社の方々と全く同じ認識であります。

新規生産者開拓については、当社には2つの対応機能があり、1つがブランマネージャー制度、1つがプロモーションに力を入れる経営です。

当社のブランドマネージャー制度は、他社さんにあまりない形をとっております。
それは、「営業担当者が、バイヤーも兼ねる」というものです。

そのため、当社営業担当者は、営業能力だけではなく、バイイングにおける海外生産者との交渉能力、語学力、試飲能力、マーケティングへの深い造詣、プロモーションの企画立案や予算管理能力、といった数多くのスキルを求められます。

他社さんだと「頭脳部隊」と「営業部隊」にわけるマネージメントが多いのですが、日本の販売現場を肌で知っている人間にしか良い買い付けはできないという私の信条と、総合的な能力を持つワインマン、レディーが増えないとこの業界の発展(ワインの幸せを広げる)が達成されない、という考えに基づいております。

これらショップ様やレストラン様での販売の現場を知る人間が、エリアごとに日本を代表するようなスペシャリストとなり、新しい生産者を開拓するというのが、高額化するワインへの対応策の一つです。


もう一つの機能が、(著名なワインを売るには何も苦労はありませんが)、
「マイナーな産地や生産者であっても、非常に優れたワイン」
を広げて行くために、数多くのプロモーションを行なうという経営です。

これを行う場合、「人員3−6人・売上1-5億円」といった小規模な会社では、どうしても予算上・マンパワー上、「日銭を稼ぐ販売」しかできない経営となりますので、それで当社では過去3年、徹底した拡大路線をとってきました。

(著名ワインで、ラグジュアリ−市場だけを狙うならば、こんなリスキーで無茶な拡大路線をとりません・泣)

我々のような新興会社にとって、プロモーションへの先行投資というのは、財務的に非常に負担が大きいのですが、単に「売る、儲ける、生きながらえる」というだけであれば、何も新しい会社で苦労をする必要は全くありませんから、我々は常に理念・理想を追って、財務的な限界点までできる限りの努力をしております。

実際に当社は、新興会社だけではなく、日本の350-400社と言われる全てのインポーターの中でも、もっとも多くのプロモーションンをしている会社の1つであると自負しております。

なお、こちらのプロモーションについても、当社の各エリアの担当ブランドマネージャーが、企画立案、予算管理、販売管理、を行っております。


★ もう1つが、高騰した当社既存ワインへの対応方法です。

これには2つありまして、一つが、現地との価格交渉の重要性です。

多くのインポーターが現地生産者の言い値で買い付けを行っているケースがほとんどです。

当社は、「莫大な先行投資が必要で、かつ、天候リスクを負う存在の生産者さん」に対して、基本的に「値切る」という行為をしない方針です。

一方、
「このアイテムの価格は、日本のお客様が困るから○ユーロ安くしてもらわないと買えません、逆にこのアイテムは○ユーロ高くしても大丈夫なので、合計では同じになりますよね」

「この価格にしてもらえれば、50csではなく100cs買えるけれど、それがあなたのドメーヌにとってもMERITであれば、そうなりませんか?」

・・・といったような形で、WIN−WINを構築できるような価格交渉を行っている形です。

もちろん、少しでも安い方が良いことは間違いありません。
しかし、今の市場環境でどうしても値上げが余儀なくなるならば、できるだけ日本の消費者の方のために、あるいは、日本の健全なワインシーンの育成のために、やれることがあります。

例えば45000円のワインが3000円UPして48000円になることは、ある意味、日本市場は許容可能な面もありますが、3000円のワインが1000円UPして4000円になるのは、「欧米の年間ワイン消費1人辺り40-80Lに対してわずか2L強の日本市場」においては、健全な市場の発展を阻害してしまう要因となりえます。


世界的に著名な生産者というのは、基本的に日本にワインを販売しなくても、「全世界から引く手あまた」であるのは事実です。
だからといってそこで思考停止しないことが肝心ではないか、日本の消費者の実情を生産者に伝えて、一緒に長い目で日本のファンのことを考えてもらうのが大切ではないかとお話しました。

特に、日本人は
>その食文化ゆえに非常に繊細な味わいに反応できる舌があること
>味わいの背景にある、歴史や土地の個性を理解できること
>歴史的・伝統的に職人芸に対しての敬意を持ち、理解できること

・・・といった特質を持つという意味において、私は、ブルゴーニュワインを世界で最も理解し、愛することができるのは、日本市場がその1つであると考えており、これを生産者に理解してもらい、彼らの目先の利益だけではなく、彼らの子供・孫の代までを考えた、長いスパンでのお付き合いをお願いしております。


もう1つが、3時間中の20分でお話し、記事では圧倒的なスペースで取り上げられてしまった、日本のワインインポーターが非常に弱い世界である「ラグジュアリー市場の開拓」です。

ポルシェでもシャネルでもそうですが、非常に高額になったコモディティにおいては、物理的にそれを常態的に購買する力のある方々、すなわち、いわゆる富裕層の方々へのプロモーションが大切であるという風にお話しました。

多くの富裕層の方々が、高額な茶器、車、絵画、音楽、など嗜好性の高い分野に、思い入れや情熱をこめて、数百・数千万円といったお金を支払われております。

一方、ワインに対しては、会食時における「単なるぜいたく品の象徴」程度としてしか、支払いをされないケースがほとんどです。

その理由は、ワインを知らない、ワインの世界の夢を体験したことがないから、ではないか、それは今までどのインポーターも富裕層にワインの夢をお伝えできるようなマーケティング施策をしてこなかったからではないかとお話いたしました。

これが、あの記事の中で、取り上げていただいたことです。
ただし、インタビュー全体の中のごく一部分でしかなかった、とういのが事実です。


★ ちなみに・・・

「ヴァンパッシオンの1本辺り平均販売単価が2200円程度と予想外に低いのは、チリワインの売上が大きいから」といった記載もございました。

これは、

(1) インタビューでは全くそのようなお話をしておりませんし、

(2) 2200円平均というのは、(売上10億円規模以上の会社の中では)業界水準でもかなり高い数値だと思いますし、

(3) 当社チリワインの売上は、全売上高の5%に満たないのが事実ですし、

(4) 当社チリワインはエアライン国際線のファーストクラスでサービスされたり、シャトーマルゴーなどに勝利したりする高額なワインであって、当社販売単価を引き下げるブランドではありません。

・・・本当に、怖いものです(><)



長くなってしまいましたが、ゼロの段階から応援してくださったお客様や生産者の皆様に、大変な誤解をお受けするような記事の内容でしたので、ご容赦下さい。


当社は、

今までも、そして、これからも

創業理念を実現すべく

社員一同、頑張ってまいります。

どうか、引き続き、ご指導とご声援を賜れますよう、お願い申し上げます。



 
   
Posted at 09:51 / ワイン的日常 / この記事のURL
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2008年度入社、人材募集♪ / 2007年09月07日(金)
昨年、2006年初頭に、人材募集をさせていただいた際には、大変多くのご応募を頂きまして、本当に有難うございました。

本年、2007年は増員を見送ったため、募集をさせて頂くことができませんでしたが、

2008年1−4月の間の入社にて、募集をさせて頂きたく存じます。

募集内容は、以前の要綱とほとんど同じですが、以下記させて頂きます。


【募集要綱】


1、勤務地

東京、大阪、福岡、名古屋


2、募集人数

(1)総合職: 募集4名
 東京:2名
 福岡:1名
 名古屋:1名

(2)準総合職:募集0ー2名

(3)一般職:募集0−2名


3、職種詳細

(1)総合職

以下、(A)と(B)の業務があります。

(A)営業業務 (70%)
 一般的な営業業務 
 チーム制での協業営業

(B)ブランドマネージメント業務 (30%)
当社では、ブランド(エリア)ごとのブランド・マネージャー制度を採っています。
1年に数度、現地に赴き担当エリアの情報収集を行い、創造性豊かなプロモーションによって日本における啓蒙・普及に努めて頂きます。
また担当するブランドの売上、仕入、在庫の管理といった数値管理はもちろんのこと、情報整備、現地生産者との交渉・・・などを行って頂きます。


(2) 準総合職

出荷業務、伝票処理、総合職のサポート(カスタマーサポート)、など内勤業務に加え、上記(B)の業務を行って頂きます。


(3)一般職

出荷業務、伝票処理、総合職のサポート(カスタマーサポート)、経理業務、入出金管理業務などを行って頂きます。
本人の希望と会社の判断で、(2)と(1)への職掌変更が可能。

※ 新卒、未経験者の方は、こちらの職掌からスタートして頂く形になります。


4、時期

原則、08年1月から4月1日までの間に入社ができる方。


5、給与、福利厚生など

■ 給与

(1)総合職 

経験と実績によります。
安定的な固定給与と、実績評価がバランスされた、マイルドな業績連動給与制度。


(3)一般職

月例給22万円以上(サポートするチームの業績により賞与が加算されます)
賞与あり


■ 福利厚生など

社会保障等完備
交通費支給
現地研修、社内勉強会多数


6、その他

学歴、経験、年齢・性別=不問。
ワインで人を幸せにすることに情熱を燃やせる方。
弊社理念にご賛同いただける方。

※ 本年度は経験者を募集しますが、命がけで情熱を分かち合える方は考慮いたします。
 
7、応募方法

職務経歴書を、弊社川上までメールにてお送りください。
dai@vp2004.net
07年10月より順次、面接をさせて頂き、08年1月中旬までには最終的なお答えを出させて頂きます。


8、特記事項

 【気合の入った女性を大歓迎いたします!】

ワイン業界は、日本に多くの業界がある中でも、特に女性の感性や力が生かせる数少ない業界の一つだと思っております。

総合職につきましては、体力的な面などは配慮いたしますが、全く男性と変わらない職務、チャンスがあり、また、その評価をする努力をしております。

厳しさも、遣り甲斐も、責任も全てあります。

どうかチャレンジ下さい。

(現在、連結20名中女性が10名。取締役5名中女性1名。総合職10名中2名、準総合職2名)



【 名古屋市場の強化を致します!】

名古屋市場での職務をお考えの方について、特に強く希望いたしております。

是非、ご応募くださいませ。


ヴァンパッシオン
代表取締役
川上 大介
 
   
Posted at 20:34 / ワイン経営 / この記事のURL
コメント(1)  / トラックバック(0)
ウーリエ発売間近! 本年度新ドメーヌご紹介♪  / 2007年08月28日(火)
2004年12月のインポーター開始時は30生産者。

2005年に60生産者。

2006年に102生産者。

・・・と、拡大路線を走って参りましたが、

今年2007年は

「規模でなく質の充実」

という事で、本当に優れた7生産者のみ新規取り扱いという形をとっております。

その7つの新ドメーヌのうち、本日は本年の目玉、世界的にトップといわれるシャンパーニュ生産者をご紹介させて下さい!



■ 11月発売 新RMシャンパーニュ

エグリ ウーリエ

ご存知、三大RMの一角。

フランスの専門誌などで、ここ数年、超著名ハウスを差し置いて

最高格付けに君臨し続けるトップ中のトップ

・・・という生産者が、ついに当社にその大切なシャンパーニュを任せてくださることになりました!


僕がフランス在住時代、自宅でのハウスシャンパンにしていたのはこれです。



非常にレアで、パリ市内でもなかなか見つけられないのですが、シャンパーニュ地方のあるショップさんで、ひっそりと在庫があって、シャンパーニュに出張に行くたびにまとめ買いをしておりました♪

恐らく、ショップのご主人とドメーヌが仲良しなんだろうな、と思いつつ、ワイン仲間にはそのショップさんを極秘にしていました♪(鬼)


アンボネイ村からトレパイユ村に向かう出口付近、村の教会のはす向かいにあるドメーヌです。






まだRMシャンパンが全く注目されていなかった2000年から通い続けたドメーヌです。

2000年当時、多くのデパートなどでは無名シャンパンとして、とんでもない価格で処分販売されたりしていて、「どうにかしてあげたい」、と思い続けていました。

その後、01年ごろから徐々に盛り上がった日本におけるRMブームで、またしても手の届かない存在になり、このドメーヌとのビジネスチャンスは全くもって難しいものになっていました。

しかし、ヴァンパッシオンを起業した後、一生懸命に日本市場で販売する姿をどこかで聞きつけてくれたのでしょうか、ついに我々に日本市場を託して下さることになったのです。



感動したのは、前回にお会いした際におっしゃってくれたこと。



「まだ日本市場が小さく、僕のシャンパンの価値がまだ知られていなかった5年以上前に、君が来たのをずっと覚えていたよ・・・」

世界的に著名な生産者なのに、本当に人を良く見ていて下さる方なのだなぁと思いました。



1900年に創業、このエリアでは比較的古いドメーヌです。

わずか9Haという、レアなRM生産者。

あのロマネコンティ社でも24Haありますし、シャトーマルゴーも90Haありますから、そのレアさが良くお分かり頂けるかと存じます。


もちろんRM(ドメーヌ)ですから、自社畑のみからの生産です。
年産わずかに9万本。


日本に分けていただける数量となると・・・

以下の年間生産量をご覧頂くと、「すずめの涙」ほどであるのがお分かりになると思います。

クリュッグ50万本

ボランジェ約200万本

ローランペリエ約850万本

モエシャンドン約3,000万本(1日あたり8万本の生産!)





畑のほとんどが特級村にあります。

3年以上の熟成を経てからしか販売をしないというこだわりのシャンパーニュ。

ヴァンドレゼルヴを50%以上用いるという贅沢な手法もそうですが、資金に乏しい一般的な零細RM生産者にはマネのできない品質へのこだわりは、長年の歴史や先代の努力といった恵まれた環境も大切です。

環境と才能が奇跡的に合致したシャンパーニュであると言えると思います。


ご存知の方も多いと思いますが、ボーヌの農業学校時代の仲間であるドミニクローラン氏のセレクションによる樽を使った醸造を行っています。(半分はタンク)

この葡萄栽培の北限の地で、シャンパーニュになる前のワインの段階で樽の試飲をして、ここまで感動できる造り手は、まず他にありません。


9月デゴルジュ、11月リリース分となります。
是非、楽しみにお待ちくださいませ!




 
   
Posted at 17:03 / ワイン経営 / この記事のURL
コメント(2)  / トラックバック(0)
愛と勇気と / 2007年08月28日(火)
生かされている。

そう思える日々が続いています。


僕は、我が愛するスタッフのみんなをはじめ、いろんな方の想いが交錯する地点に生きています。


そんな有難い場所で、何がやれるか。

そんな場所で、与えて頂いたものを、また後に続く人たちに伝えてゆけるか。


VIN PASSION

お世話になったフランス人女性につけていただいた会社名だけれども、今にして、本当に良い名前だなぁと思います。

命という手段を尽くして、今日できることを、全力を尽くしてやってゆきたいと思います。


尽くしきれない感謝と愛情をこめて






 
   
Posted at 00:08 / ワイン的日常 / この記事のURL
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