ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 趣味は買い物 「高さ」が悩み 越川優(バレーボール)2007年09月20日 全日本のサイドアタッカーとして9日までインドネシアで開催されたアジア選手権に出場、サーブ賞を獲得するなど活躍した。チームは2連覇を狙ったが、勝てば優勝だったタイ戦で予想外のストレート負け。2位に終わった。「タイは本来10回やれば10回勝てる相手。気持ちの緩みが出てしまった」。悔しさを胸に帰国した。
海外遠征やVリーグの試合が終わったら、まず体を休めて頭を切りかえる。体調をみながら、スポーツジムで軽く体を動かしたり、完全に休んだり。息抜きは、大阪の街をブラブラして、服や雑貨の買い物だ。スラッとした長身。足も長い。どんな服でも似合いそうだが、長身ならではの悩みがある。国内ではサイズの合う服がなかなか見つからない。半袖の服なら選べるが、腕が長いので長袖はほとんど選んで買えない。ズボンは、足の長さに合わせるとウエストがダボダボ。靴はスニーカーだと約30センチ。海外に遠征した時は気に入ったものがあると、多少高くても購入してしまう。「これを逃したら、と思うと買っちゃう」 昨年7月、所属するサントリーとプロ契約を結んだ。入団2年目、3年目に優勝を逃したことが悔しく、環境を変えて自らを奮い立たせるためだ。同時に、芸能事務所と広報などを任せる契約を交わした。「僕が新聞や雑誌、テレビなどに出ているのを見て、バレーボールに興味を持ってもらうきっかけになれば」 そんな思いから、プロになったのを機にブログも始めた。試合前後の気持ち、プライベートなどを携帯電話に打ち込む。ブログを始めたことでファンとの新たな交流が生まれた。合宿や試合できつい時、応援してくれる人がいると実感できるような言葉を送られると、頑張ろうという気持ちになるという。 来年は北京五輪。男子バレーは3大会連続で五輪を逃している。「精神的にも厳しい戦いをクリアしないと行くのは難しい」。ファンからのメッセージに勇気をもらい、五輪出場を目指す。 こしかわ・ゆう 84年6月生まれ、石川県出身。3歳上の姉の影響で、小学4年からバレーを始めた。岡谷工高(長野)では主将として全国制覇を経験。03年、サントリー入団後は1年目に新人賞と優勝。昨季は最高殊勲選手(MVP)に輝き、優勝に貢献した。190センチ、87キロ。 PR情報オフショット
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