オゾンは、太古より自然界に存在する気体です。 太陽の紫外線によって空気中の酸素から生成されるので、日差しのある戸外の空気中には普通にオゾンは存在しています。 街の中や海辺や森林の中の良く晴れた日差しのある所では、0.01〜0.04ppm程度のオゾン濃度が測定されます。森林浴の途中にオゾン臭を感じることあります。 オゾンは、約160年前に発見された気体で、その性質はよく研究されてきました。オゾンの強力な酸化力は、脱臭、除菌、脱色、有機物分解などに利用でき、使用後は自然に分解して酸素に戻り残留性がありません。既に食品添加物として認められています。
現在国内では、水道水の高度浄化、工場の悪臭防止、食品工場の衛生管理、医療・介護など利用分野が広がっています。オゾンは環境に有用に作用することから「 21世紀の環境改善技術の切り札 」と言われています。
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