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年金保険料着服 容疑の日野市元職員を書類送検

2007年11月07日20時39分

 東京都日野市の元職員が国民年金保険料を横領したとされる事件で、警視庁は7日、元職員の女性(56)=多摩市=を業務上横領容疑で書類送検した。日野市は当初、元職員が全額弁済していることから告発を見送ったが、社会保険庁職員らによる年金着服が問題化したため、10月4日、警視庁に告発していた。

 捜査2課の調べでは、元職員は日野市七生支所に勤務していた00年10〜12月、国民年金保険料や固定資産税など、窓口で徴収した37件、計約120万円を着服した疑い。住宅ローンやサラ金の返済に充てたという。

 内部で問題が発覚した後の01年1月、市は元職員を懲戒免職処分にした。

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