資格ガイド 資格ガイド

臨床心理士

資格区分
公的資格
受験資格
1.大学院において心理学を選考、修了した後1年以上の心理臨床経験を有する者
2.大学院で心理学隣接諸学科を選考、修了後、2年以上の心理臨床経験を有する者。
3.外国において1または2と同等以上の教育を受け2年以上の心理臨床経験を有する者。
4.医師免許取得者で2年以上の心理臨床経験を有する者。
5.大学で心理学または心理学隣接諸学科を専攻、卒業後、5年以上の心理臨床経験を有する者。
6.指定大学院を修了し、所定の要件を充足している者。
試験日(合格発表)

1次試験:10月中旬
2次試験:11月下旬

合格発表:12月下旬
申込期間:7月〜8月末

試験会場
東京
試験科目

1次試験:筆記試験(100問選択式、小論文)
2次試験:口述面接

受験料
30000円
問い合わせ先
日本臨床心理士資格認定協会
臨床心理士詳細
難易度は?

国家試験の合格率は60%程度。
試験自体の難易度は高くありませんが、受験資格を得るまでに苦労するかもしれません。
最近、臨床心理士合格者は増加傾向にあります。(以前は1000人に満たないくらいでしたが、現在はその3倍近い数字になっています。)

受験資格を得るには基本的には大学院を卒業し、1年以上の心理臨床経験を経ねばならず、とにかく資格取得まで時間がかかりそうです。

仕事内容は?

心のケア全般。カウンセラー。

子供の登校拒否、いじめ問題などの解決法を相談者と一緒に模索したりします。
最近は大人の相談が増えている。ストレスの多い社会になったせいで疲れている大人が多いようだ。

悩みを持っている人を相手にするため気を使う事も多く大変な仕事。
患者に対してさまざまな臨床心理学的技法(遊戯療法、箱庭療法、芸術療法、夢分析、家族療法、精神分析、行動療法、動作法等々)を用いて、心の問題改善に向けての援助作業を行います。

学校で行うスクールカウンセラーとして勤務するケースもあります。
ちなみに精神科医と臨床心理士、心理を対象にしているところは似ていますが、厳密に言うと少し異なります。
問題の解決に精神科医は医学的見地からのアプローチをし、臨床心理士は心理学などを使ってのアプローチをします。(もちろん臨床心理士にも医学的知識は必要です)

収入は?

病院などに勤めると収入は安定。
ただ、求人自体はあまり多くない現状があります。

収入についてはあまり良くなく、ボランティアなどで活動している方も多く何かと大変そうです。

将来性は?
将来的に需要は増えると思われますが、これを職業として確立していけるかは、不透明と言わざるを得ません。
就職について

就職先としては病院、リハビリテーションセンター、児童相談所、刑務所関連など。
求人に関してはあまり多くないようです。

現状では、就職先を探すのに苦労するかもしれません。
心理系統の公務員になる手段ももありますが、採用倍率が高くなかなか・・・。

学んだ心理学の知識をカウンセラーなどの専門分野で生かすことなく、他の業種の職業についている人もたくさんいるようです。

ただ、1つ明るい情報はカウンセラーの派遣を扱っている会社もあるようで、このような派遣カウンセラー等の形態が定着すれば・・・。

受験者、合格者共に多く臨床心理士資格を取得したからといって、すぐに就職というのはなかなか厳しいかもしれません。(本人次第ではありますが・・・)

スポンサードリンク
 
お問い合わせ sis●tuutenkaku.com(スパム対策のため●を@にして送信してください)
(当サイトでは、各資格についての個別のお問い合わせには対応できません)
Copyright 2005 資格ガイド. All Rights Reserved Copyright 2005 quintet. All Rights Reserved