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犬保護施設、公開に合意

2007年11月08日

 高島市今津町酒波に建設中の犬のシェルター(一時保護施設)に多頭の犬の搬入を計画している動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」(大阪市都島区、林俊彦代表)と、搬入に反対している酒波、伊井両区の住民組織「アーク・エンジェルズの進出反対期成同盟」(大森六己会長)の4回目の対話集会が6日夜、酒波地区であった。林代表は、住民の要望に応じ、現地の施設公開と、施設横の水路が流域住民の生活用水に使われている現状を視察することに同意した。

 この日の集会には住民側が約20人、林代表は獣医師(36)ら数人と出席。獣医師が疥癬(かいせん)病犬の治療方法や薬品使用後の処理の仕方などを説明した。住民代表は、同団体の事業計画書や予算書の提出、「ひろしまドッグぱーく」(広島市)での犬の救護活動をめぐる支援金の返還訴訟の現状報告などを求めたが、林代表は即答を避けた。

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