若い世代の声聞き 少子化対策
政府の少子化対策をめぐっては、出産に対する経済的な支援や働く女性の子育てに対する支援に重点が置かれている一方で、若い世代の未婚や比較的年齢が高くなってから結婚する晩婚化を解消するための具体策が不十分だといった指摘があります。これについて、上川少子化担当大臣は、効果的な少子化対策を進めるためには、まず若い世代が、結婚や出産、女性の社会進出などについてどう考えているのかをよく知り、未婚や晩婚化に歯止めをかけることが欠かせないとしています。このため、上川大臣は、全国の大学や企業それにNPOなどを回って若い世代の声を直接聞くことになり、9日、東京にあるお茶の水女子大学を訪れ、大学生の結婚や出産に対する考え方を聞くことにしています。上川大臣としては、こうした若い世代の生の声を政府の政策に反映させることで福田内閣が進める国民目線の政治もアピールしたい考えです。 |
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