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最新ニュースインデックス

[2007年11月7日(水)の KCT TVニュースから]

倉敷市文化連盟賞贈呈式(倉敷市)

倉敷市文化連盟賞の贈呈式が倉敷市役所で行われ、2人に文化連盟賞が、また、1団体に奨励賞が贈られました。
今年度表彰されたのは、倉敷市文化連盟賞に選ばれた倉敷市玉島乙島の淺原茂子さん81歳と倉敷市羽島の陶芸家小河原勝康さん67歳それに、奨励賞に選ばれたマービーミュージカルin倉敷です。倉敷市文化連盟の室山貴義会長から「今後も地域の文化振興のためご尽力いただきたい」と表彰状が贈られました。淺原さんは、高校の音楽教諭として勤務する傍ら郷土出身者によるコンサートを40年間継続して開催するなど地域の音楽文化の振興に寄与しました。小河原さんは、羽島焼の2代目として作陶に打ち込む一方で若手作家の育成やアマチュア陶芸グループを指導しています。マービーミュージカルin倉敷は、平成14年から住民手づくりのミュージカルを上演しています。それぞれの受賞者は、「今後も微力ながら文化の振興のため精進と研鑽に努めます。」と謝辞を述べました。倉敷市文化連盟賞は、昭和38年度から地域文化の振興に功績のあった人へ贈られています。

赤米の稲刈り(総社市)

総社市新本の本庄国司神社で古代米「赤米」の稲刈りが行われました。
本庄国司神社では、毎年、赤米保存会がおよそ2アールの神田で「赤米」を栽培しています。稲刈りは、保存会のメンバー6人と6月の田植えにも参加した総社市立新本小学校の5年生14人が行いました。赤米は、白米よりも背丈が高く150cm位に成長します。今年は、気温が高かったため収穫量は、25kgから30kgと例年に比べて1割ほど少ないと見込まれています。鎌を手にした児童たちは、保存会のメンバーから稲の刈り方を教わると一株一株ていねいに刈り取っていきました。刈り取られた赤米は、2週間ほど天日干しして、脱穀したあと、来月24日に営まれる霜月祭で、本庄国司神社の神前に供えられます。

ふれあいイモ掘り(倉敷市)

倉敷真備ライオンズクラブは、真備地区の保育園児を招きふれあい芋ほりを開催しました。
倉敷市真備町有井にあるおよそ460uのサツマイモ畑に招かれたのは、まきびの里保育園の4歳児32人です。倉敷真備ライオンズクラブの瀬本 康弘さんが「たくさん掘ってください」と呼びかけると子供たちは、元気に返事をしていました。子供たちは、早速、畑に入り長さ20cmほどに成長したサツマイモを次々に掘り出していました。倉敷真備ライオンズクラブは、3年前から青少年健全育成の一環として園児を招いて芋ほりをしています。きょう収穫したサツマイモは、来週13日に地域のお年寄りを招きふかしイモや焼き芋にして食べることにしています。

高校生が中学校で出前授業(倉敷市)

倉敷鷲羽高校の生徒が琴浦中学校の1年生を対象にボランティア活動について出前授業を行いました。
この出前授業は、琴浦中学校の1年生が校外でのボランティア活動に取り組みにあたり、実践例や心構えなどを先輩高校生から学ぼうと開かれました。講師に招かれたのは、倉敷鷲羽高校の一期生3年生の4人です。倉敷鷲羽高校では、開学以来、全校挙げてトライアスロン大会や夏祭りといった地域のイベントで清掃奉仕などを続けています。出前授業では、ビデオや写真などで活動の様子を紹介しながらボランティア活動の意義や内容、心構えについて解説しました。その中で、「ボランティアには、体験した者でしか味わえない感動や喜びがある。常に、人や物に対する感謝の気持ちで笑顔で行動してほしい。」とアドバイスしました。授業を受けた琴浦中学校の1年生242人は、これから取り組む校外ボランティアへの意欲を膨らませていました。

一日消防署長を委嘱(倉敷市)

9日からはじまる全国火災予防運動を前に児島消防署は、倉敷小町の戸澤加恵さんを一日消防署長に委嘱しました。
委嘱式では、児島消防署の松本文博副署長から児島小川の出身で第25代倉敷小町の戸澤加恵さんに委嘱状とタスキが手渡されました。一日消防署長の戸澤さんは、消防署員の服装が乱れていないかや、消防手帳を携帯しているかをチェックしたあと、「これからも健康と安全に気をつけて市民の生命と財産を守ってください」と訓示しました。戸澤さんは、署員から消火器の使い方を聞いたほかはしご車に乗り込み15mの高さを体感していました。児島消防署では、秋の火災予防運動期間中特別養護老人ホームでの消防訓練を実施するほか、味野地区を重点地区として地域住民への防火指導を行うことにしています。

温羅まつり(総社市)

今月3日の文化の日、総社市の砂川公園で古代山城・鬼ノ城にちなんだ「温羅まつり」が3年ぶりに復活され、大勢の家族連れなどでにぎわいました。
温羅まつりは、1998年から昔話「桃太郎」の鬼のモデルとされる「温羅」をアピールし、総社の魅力を再発見しようと古代山城・鬼ノ城のふもと砂川公園で開かれていました。岡山国体のため2005年から開催を一時休止していましたが、全国生涯学習フェスティバルまなびピア岡山の開催に合わせ、地元阿曽地区コミニュティ協議会の協力で再開されました。会場内には、ワラ草履やしめ縄、竹細工などの体験コーナーが設けられたほか鬼の城たたら倶楽部による鍛冶屋の実演や特産品販売などが行われました。一方、特設ステージでは、民踊「備中鬼ノ城節」や、勇壮な備中温羅太鼓、備中神楽などの郷土芸能が、繰り広げられました。今年は、「まなびピア岡山」にあわせて郷土の歴史や自然を学ぶ吉備のクイズ合戦も繰り広げられおよそ2000人の人出でにぎわいました。

夜間の消防訓練(総社市)

秋の火災予防運動を前に、今月2日、総社市働く婦人の家で夜間の火災を想定した避難訓練が行われました。
午後9時まで利用できる総社市働く婦人の家では、夜施設を利用する講座生や職員がもしもの火災発生に適切な判断で行動できるかを確認する目的で今回初めて夜の避難訓練を実施しました。訓練は、総社消防署員の立会いで119番通報から避難誘導までが行われました。訓練には、ヨガやクラシックバレエなど3つの講座生などおよそ50人が参加し、避難訓練のあと水消火器を使った初期消火訓練も体験しました。総社市働く婦人の家では、昼間の訓練とは違う管理体制の不備などがわかり万が一に備えたいと話していました。

青少年健全育成について講演会(倉敷市)

備中県民局管内の青少年健全育成のつどいが、くらしき健康福祉プラザで開催され、不登校についての講演が行われました。
青少年健全育成のつどいは、11月の青少年健全育成強調月間にあわせて毎年開催されています。講師には、広島県の東林館高校理事長の喜田 三津雄さんが招かれ、「子どもたちは今」と題して講演しました。喜田さんは、不登校などで退学していく生徒たちを卒業させたいと公立中学校を退職して子ども達の悩み相談を受ける教育相談所を設立しました。そして、2000年には、現在、理事長を務める通信制の東林館高校を開校させました。講演のなかで喜田さんは、「教師や保護者らが、「経験」というものさしで子ども達を図らず、不登校の原因などを子ども達の側から話ができるような環境づくりが大切」と話し、子ども達とあせらずゆっくりと正面から向き合う必要があると指摘しました。会場には、備中県民局管内の学校関係者やPTAなどおよそ100人が訪れ、喜田さんの話を熱心に聞き、今後の活動の参考にしていました。

(最終更新 11/07-18:52)

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