 | ミャンマー人家族に在留許可 特別許可を受けたのは、東京に住むミャンマー人のニャン・リン・ナインさん(21)とその両親です。ニャンさんは、5年前に来日し、滞在期限を過ぎたあともそのまま日本に住み続け、夜間中学などで勉強して、この春、短期大学に合格しました。しかし、入国管理局から不法滞在であるとして強制退去を求められたため、政情が不安定な祖国に退去させられないよう、同じく滞在期限が切れていた両親とともに在留の特別許可を求めていました。これに対し、入国管理局は、7日、家族に定住者の資格を与える在留特別許可を出しました。在日外国人の支援団体「A.P.F.S.」によりますと、日本で長く育てられ日本語しか話せないような子どもの場合は在留が認められる傾向にありますが、ニャンさんのように16歳で来日したケースで両親も含めて認められるのはきわめて異例だということで、反政府デモが鎮圧されるなど政情不安が続くミャンマーの最近の情勢に配慮したためではないかとしています。今回の特別許可について、ニャンさんは「多くの日本の人たちが署名活動などをして支援してくれたおかげです。これで安心して大学に通えます」と話しています。   | 11月8日 4時11分 |
|  |  | ミャンマー人家族に在留許可 11月8日 4時11分
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