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人権問題を考える展示会開幕
部落差別など、あらゆる人権問題の根絶を訴える「いのち・愛・人権」南魚沼展(同展実行委など主催)が7日、南魚沼市民会館で開幕した。
同展は、差別の実態を伝え、差別の解消と人権が尊重される社会の実現を目指すことが目的。1989年から毎年県内各地で開かれている。
会場には、被差別部落やハンセン病患者、外国人差別の実態、県内で差別解消に取り組む市民団体や行政の活動がパネルなどで紹介されている。
主催団体の一つ、新潟県人権・同和センターの高山弘事務局長は「学校でのいじめが多発している世相を反映し、今年はいじめに関するパネルが多い。差別を許さない心を多くの人に培ってもらいたい」と話している。
初日は山口県人権啓発センターの川口泰司事務局長が「差別っていったいなんやねん?―若者からのメッセージ―」と題して講演。「差別問題に熱心な教師に出会ったことが、運動に取り組むきっかけになった」と語った。
同展は14日まで(12日は休館)。入場無料。
新潟日報2007年11月7日
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