2007年10月28日

おすすめその543 ムット(新宿西口・西新宿)

ミールス(プーリーなし)ムット

新宿区西新宿7-22-34携帯地図

Tel:03-3363-2353

予算:680円〜(昼)、1300円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★★
量 :★★★☆


毎日カレーとタイ料理のエスニカンさんと、ムットでミールス(南インドの定食)を食べませんか?」

9月のある日、Curry DiaryのUSHIZOさんから、こんなお誘いをいただいた。ありがたいお話だ。お店のWebサイトデザインするほどUSHIZOさんが愛しているムットには、やっぱりUSHIZOさんと訪問するのが一番。しかもエスニック料理の造詣が深いエスニカンさんともご一緒できるとなれば、都合を付けないわけにはいかない。

USHIZOさんがデザインしたPOP広告お二方と小滝橋通り沿いのフレッシュネスバーガーで待ち合わせてから、細い道を進んでムットへやってきた。お店の入口前では、これまたUSHIZOさんがデザインしたPOP広告が出迎えてくれた。

お店はこぢんまりとした造り。おかげでシェフのムットさんやホール担当のレジーナさんとの距離が近く、お話ししやすい雰囲気だ。適当な席を確保すると、早くもインド料理を堪能する気分に。

ラッサム(南インドで一般的な酸味のあるスープ)で乾杯し、揚げ物の盛り合わせをつまんだ。エッグ・バジ(卵の南インド風フリッター)が含まれていたのが珍しい。いずれもさっくり揚がっていた。

続いてUSHIZOさんが常連の強みを発揮し、裏メニューである「パチャリ」(キャベツとココナッツ・ファインをマサラで合えたサラダ)に「コンダカダラ」(ひよこ豆とココナッツの炒めもの)を注文してくださった。ともにココナッツの食感や風味が楽しい料理。ほかのインド料理店でも、少なくとも表メニューではなかなかお目にかかれない。

お二人の濃厚なカレー話やエスニック料理話を楽しみつつ、かなりお腹に溜まってきたところで、いよいよメインイベントである「ミールス」(1500円)をいただくことに。お腹の具合を考慮してプーリー(揚げパン)ぬきで注文する。

やってきたミールスは、プーリーを抜いてもボリューム感たっぷり。しかもお代わりができて1500円。かなりお得感がある。お二方とあうんの呼吸のもと、手食でいただきます。続きを読む
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2007年05月26日

おすすめその487 アンジュナ(高幡不動)

ランチセット(南インド風キーマ、サンバー)インド食堂アンジュナ

日野市高幡3-7 ユニバーサルビル1F
携帯地図

予算:900円くらい〜(昼)、1500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


今日の「アド街ック天国」は、高幡不動を特集した。その17位にランクインしたのがインド料理店のアンジュナである。麹町アジャンタ出身のシェフが日本人の家族向けに作るインドカレーが近隣で抜群の人気を誇っている。

その人気を知っていたので、ランチタイムのピークを外して14時少し前に訪れた。それでも入口の前には一組の待ち人が…。4人テーブルが3卓、2人テーブルが4卓と席数が少なめとは言え、すごい人気だな。

外で10分あまり待つと声がかかり、ガネーシャ像と正対することになる御利益のありそうなテーブルへと案内された。着席した僕は早速、「ランチセット」(1150円)を注文した。これは、カレー2種にナンとライス、サラダ、タンドール料理2種が付く少し豪華なセットだ。

カレーは「サンバー」(南インドの野菜と豆のカレー、拙ブログでは主にサンバルと表記しています)と「キーマ」を選んだ。ここはキーマも南インド風の味付けだそう。アジャンタの流れを汲むだけのことはあるね。このほかにセット・ドリンク(210円)にチャイを頼んだ。

さほど待たされることなく、一式そろってやってきた。こうして見るとボリュームもなかなかのものだね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 14:22 | Comment(6) | TrackBack(0) | 南インド

2007年04月30日

おまけ Malabar Junction(イギリス:ロンドン、トッテナム・コート・ロード)

Prawn Masala DosaMalabar Junction

107 Great Russell Street, London

Tel:+44-20-7580-5230

予算:7.5ポンド(約1800円)〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


東インド、北西インドのお店と回ってきたことだし、南インドも訪れておこう。そう思い立って、大英博物館の近くにあるMalabar Junctionを訪れた。「ザガット・サーベイ」のロンドン版に掲載されているなど、そこそこ知名度があるようだ。

ランチタイムには5ポンド以下の割安なターリー(定食)を用意していた。でもせっかくだから、いかにも南インドらしい料理を食べておこうか。そこで、ドーサ(お米のクレープ)を注文しようとメニューを眺めた。へえ、なかなかバラエティに富んでいるじゃないですか。

例えば「Ghee Roast」、「Prawn Masala」、「Rava」(小麦粉を使うタイプ)などなど。全部で7〜8種類はあったかな。僕は「Prawn Masala Dosa」(8.5ポンド)を選んだ。

一緒にラッシーを注文した。日本では甘いラッシーしかないお店が多いけれど、こちらでは先に味付けを聞かれる。「塩味とプレーンと甘いの、どれがよろしいですか?」といった具合だ。塩味にしておこうかな。

インドで飲んだものよりはサラッとしたラッシーを調子よく飲んでいると、パパード(豆せんべい)が出てきた。それを食べ終わってから少しすると、お皿一杯に広がるドーサのご到着だ。トマト風味のチャツネとココナッツ・チャツネ、もちろんサンバルも付いてくる。いただきます。続きを読む
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2007年01月29日

おすすめその455 デリーダルバール(南砂町)

マドラスターリーセットデリーダルバール

江東区南砂3-13-1携帯地図

Tel:03-3647-9406

予算:1400円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★★


ドーサ(お米のクレープ)を含む定食型メニュー「マドラスターリーセット」(2280円)を注文したら、デリーダルバールのオーナーさんにこう聞かれた。「お待たせしてしまう場合がございますが、よろしいですか?」

中途半端な時間に訪れたため、店内は閑散としている。それなのにどうして時間がかかるんだろう? と訝しむ表情が僕の顔から出たのに気が付いたのか、オーナーさんは言葉を続けた。

「当店のシェフであるマニアンは、ドーサ作りに真剣でして、焼きあがりに納得がいかないと捨ててしまいます。そうなると新たに焼き直しますので、お待たせしてしまうのです」

なるほど、これは期待できそうだ。「毎日カレーとタイ料理」のエスニカンさんが2007年の第1弾に選んだお店だけはある。僕は快諾して、料理がそろうのをのんびり待つことにした。

順序が前後したけれど、マドラスターリーセットは、南インドのチェンナイ(旧名マドラス)で食べられそうな定食のこと。ラッサム(トマトスープ)、サンバル(野菜と豆のカレー)、サモサ、キャベツのポリヤル(インド風野菜炒め)、ヨーグルト、プレーンドーサ、ライス、デザートがセットになっている。

幸いにもさして待つことなく一式がやってきた。焼き具合に満足いくものだったんだろう。じゃ早速、サンバルを少し盛り付けてからドーサをいただきますか。続きを読む
posted by たあぼう at 23:10 | Comment(19) | TrackBack(2) | 南インド

2006年11月30日

おすすめその438 ムンタージ(三鷹)

南インドの野菜カリーとバスマティ・ライスムンタージ

武蔵野市吉祥寺北町4-1-2

Tel:0422-55-4411

予算:950円くらい〜(カレーとライス)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


三鷹駅から15分ほども歩くだろうか、商売にはお世辞にも立地が良いと言いいがたい住宅地で、しっかりと営業を続けているインド料理店がある。ムンタージのことだ。店名は、タージ・マハールに眠るムムターズ妃から取ったもの。

場所が場所だけに、お客さんは僕のような外来者はあまりおらず、近隣の方がほとんどのはず。それでも僕が訪れた時はほぼ満員。外から様子を眺め、残念そうに帰っていく人もいた。頑張っても20席あるかという狭さのせいがあるにせよ、評価されているのは確かじゃないだろうか。

シェフがチェンナイ(旧マドラス)出身の方なので、南インドのカレーを注文しようと考えた。残念ながらメニューにはサンバル(野菜と豆のカレー)やドーサ(クレープ)といった南らしさを感じさせるものは少ない。まあ、「インドカレー=ナン」の公式が根強い日本では、仕方ないかもしれない。

数少ない選択肢から僕が注文したのは、「南インドの野菜カリー」(650円)と「バスマティライス」(香り米、300円)。ほかにマサラティー(400円)も頼んだ。

珍しかったのは、頼んだ相手がお店の方じゃなかったこと。シェフは満員のお客さんの料理を作るのに手一杯、その奥様らしき方もほかのテーブルの対応にかかりっきりだった。それを見かねた常連客さんが注文をさばいてくださったんである。それだけ愛着があるんだなあ。

そんな状態だったため、他のお客さんの料理を作り終えるまではしばらく待つことに。それが終わった後に僕用のカレーが出来上がるまでの時間は意外と早かった。黄色く染まったバスマティ米とからめて、早速味わってみよう。続きを読む
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2006年09月19日

おすすめその411 マドラスキッチン(笹塚)

サンバルとライスマドラス キッチン

渋谷区笹塚1-56-6

Tel:03-3374-0595

予算:1080円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


オマーン王宮での勤務経験を持つシェフが営む南インド料理店−−

なあんて書くと、「格式張ったお店かな?」と警戒してしまいそう。でもそんな心配は全くいらない。笹塚駅前のビルにあるマドラスキッチンは、20人も入れば満員となる温かな雰囲気のお店だ。

「いらっしゃいませ〜」

夜に訪れるとたいてい、エスニックな雰囲気を湛えた美人のお姉さんが出迎えてくれる。促されるままに空いている席に座ってメニューを眺めよう。南インドのマドラス(現チェンナイ)の名を冠したカレーをいくつも見付けられる。

さて、僕がここに来たのは2回目。初回は「ムトゥ 踊るマハラジャ」で主演したラジニ・カーント氏の好物という「マドラス・チキン・カリー」(950円)と、バスマティ米(香り米)を使った炊き込みごはんの「マドラス・ピラウ」(680円)の組み合わせ。独特のスパイス使いと、チキンの芳醇な味わいを存分に堪能できた。

一方、今回は逆に庶民的なスタイルにしようと思い立つ。そこで、「サンバル」(野菜と豆のカレー、800円)とライス(日本米、280円)を注文。さらに食後用として「マドラス・コーヒー」(350円)を頼んだ。

数分後、一人前としては十分すぎる大きさの器にたっぷりとサンバルが入ってやってきた。ライスの盛り付け方もなかなか豪快だこと(ピラウのときは違い、丁寧な盛り付け方だった)。ま、食べ応えがあるということにしておきましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 21:36 | Comment(16) | TrackBack(3) | 南インド

2006年09月04日

おすすめその406 ニルワナム(神谷町)

South Indian Meals Dinner Setニルワナム(ニルヴァナム)

港区虎ノ門3-19-7 大手ビル2F

Tel:03-3433-1217

予算:1800円くらい〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★☆
量 :★★★


何の変哲もない雑居ビルの2Fに、なかなかお目にかかれないエキゾチックな空間が広がっていた。その洗練されたデザインは、建築家でもあるインド人女性オーナー、ヴィーナ・ラージさんによるものだそう。ここは神谷町の南インド料理店、ニルワナムである。

場所柄か日本人以外のお客さんが目に付く。店員さんの案内に従ってテーブル席に着く。日本語が通じない店員さんがいるので、片言の英語でオーダーをやり取りする場合がある。これら内装、お客さん、店員さんとの会話によって、海外のインド料理店にいるような気がしてきた。

肝心の料理も他店で見かけないものがいくつもある。しかし今回は一人で訪れてしまったので、いろいろとは試しにくい。ありきたりだけれど南インド様式の定食であるミールスにしよう。このお店では「South Indian Meals Dinner Set」といった長い名前が付いている。値段は2500円なり。

店員さんにミールスを食べたい旨を告げると、「15分ほどかかりますがよろしいですか」と英語で聞かれた。少し言葉を詰まらせつつ「問題ない」と英語で返した。

「インドの15分は30分かな? 1時間かな」とのんびり本を読み始めた。ところが、15分足らずで目の前にミールスが到着。かえって僕は驚いてしまった。ありがたい話なのにね。いただきます。続きを読む
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2006年08月11日

おすすめその399 南印度ダイニング(中野・新井薬師前)

表彰されたチャイの注ぎパフォーマンス南印度ダイニング(南インドダイニング)

中野区新井1-23-23

Tel:03-3388-0373

予算:950円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(サンバルの場合)
量 :★★★


たまにはカレーの写真ではなく、チャイのパフォーマンスからごらんいただきましょうか。これが「こだわりを持つ店」として中野区から表彰されたインド料理店「南印度ダイニング」の技だ。

南印度ダイニングは中野ブロードウェイを抜け、新井薬師へと向かう途中の商店街「アイロード」沿いにある。店内はカウンターを含めて20席足らず。オーナーらしき日本人のおばさまと、インド人スタッフ数人で営んでいる。厨房で腕をふるうシェフはチェンナイ出身だそうで、シェフの娘さんは麹町マハラシの看板娘だったりする。

各地のインド料理を提供していて、ランチならナンと相性のいいカレーが目立つ。でもディナーのメニューからは、「ラッサム・サーダム」(辛いトマトスープのおじや)や「サンバル・ワダ」(野菜と豆のカレーの中に、豆のドーナツが入っている)といった南インド料理を見つけられる。ここではぜひ南の味を試したい。

今日の僕はというと、サンバル(650円)、ライスとサラダのセット(300円)、ラッサム(350円)、それにパフォーマンス見たさにチャイ(300円)を注文した。

まずはティーカップに注がれた赤々としたラッサムから到着する。一口すすると、うわっ辛い!! 新陳代謝が悪い僕でも、これはすぐに汗が吹き出てきそう。もっとも、いたずらに辛いだけではない。トマトとタマリンドの強い酸味をはじめ、スパイスやハーブの香りをたっぷり楽しめる。

少しずつ飲んでいたら、お待ちかねのサンバルとライスがやってきた。やれやれ、これでラッサム漬けからは逃れられる(苦笑)続きを読む
posted by たあぼう at 22:34 | Comment(13) | TrackBack(2) | 南インド

2006年05月03日

おまけ Malhotra Dosa Please(インド:デリー)

スナック・ターリーMalhotra Dosa Please

1837-38, L.N. Street, Opp.Imperial Cinema,
Chuna Mandi,Pahar Ganj, New Delhi-55

Tel:+91-(0)11-41698500

予算:50ルピー(約130円)くらい〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★★


泊まった安宿からニューデリー駅とは反対方向に5〜6分ほど歩いたところに、南インド料理専門店を見つけた。北インドの旅行とは言え、一軒くらい南インドのカレーを食べてもいいだろう。

さすがは本場インドの専門店、ドーサ(お米のクレープ)だけで10種類ぐらいある。お値段は30〜60ルピーほど。これらは魅力的だったけれど、もう少しいろいろな種類の南インド料理も食べたいなと。

そこで僕が選んだのは、定食型メニューの「Snacks Thali」(72ルピー)。ハーフ・サイズのマサラ・ドーサに、ラッサム(トマト・スープ)、イドゥリ(蒸しパン)、ワダ(ドーナツ)、ウップマ(練り物)に3種のチャツネ、デザートとひと通り食べられる。

1リットルのミネラル・ウォーター(16ルピー)を一緒に注文して料理の到着を待った。店内には家族連れのインド人の姿もある。これは旅行者向けレストラン以上の味が期待できるかな?続きを読む
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2006年03月16日

おすすめその354 シャンティ(御徒町)

残念ながら閉店したとの情報があります。興味をお持ちになった方も事前に確認されることを推奨いたします。

パラタと野菜のサブジカレーシャンティ

台東区上野5-26-6

Tel:03-3835-2977

予算:780円〜(昼)、900円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


「うーん、どう見てもインド料理店なのにな…」

アメ横を目指して歩いている途中、スープカレーをうたうインド料理店に気づいたのは去年の夏頃だったか。その日は用事で入れなくて、その後すっかり忘れていた。そうしたら、「御徒町に南インド料理店ができたって」と友人に教えてもらって到着したのが同じ場所、シャンティだった。

メニューを見ると、なるほど北インド、南インド、スリランカにスープカレーまで幅広くそろえている。器用だなあ。先日、日経流通新聞(日経MJ)が「ヒットの予感」で南インド料理を取り上げていたし、今回は南インド系を主体にいただきますか。

ということでカレーの前に、ラッサム・スープ(380円)、サンバル・ワダ(野菜と豆のカレーにドーナツ、580円)、マサラ・ドーサ(ジャガイモのスパイス料理入りお米のクレープ、1200円)、ウタパム(お好み焼き、980円)を注文。あ、友人と一緒に訪れたので2人分です。

ラッサムはほどほどの辛さで飲みやすかった。ワダやドーサ、ウタパムはどれもカリッと綺麗に揚げ/焼き上がっており、胃がもたれる心配がなさそう。スパイスは必要十分に抑えていて、丁寧に作っているなと感心した。

最後はカレーで締めますか。野菜と豆のカレーはワダとドーサで楽しめたから、代わりに「パラタと野菜のサブジカレー」(980円)にしようか。野菜とサブジ(野菜の煮込みを指す)って表現は引っかかるけどまあいいや。

では、いただきます。続きを読む
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2006年03月01日

おすすめその345 ケララ バワン(練馬)

ランチ(Cセット)KERALA BHAVAN(ケララ バワン)

練馬区豊玉北5-31-4

Tel:03-3991-5218

予算:700円〜1080円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


南インド西部、ケララ州の料理を扱うインド料理店。練馬駅から区役所へと向かう途中というなかなかの立地にある。そのせいか、それとも評判の賜物か、午後2時過ぎという中途半端な時間帯に訪れたにもかかわらず、4組ほど先客がいた。

ランチタイムには700円からカレーの各種セットを用意している。僕が選んだのは「Cセット」(960円)。カレー2種に、マライ・ティッカ(骨なしチキンのタンドール焼き)、ナンとミニライス、サラダ、デザート、ドリンクの組み合わせだ。

カレーは南インドを意識してサンバル(野菜と豆)、それと野菜を選ぶ。ドリンクは温かいチャイにしようと思ったのだけど、うまく伝わらなくて冷やしたチャイがやってきてしまった。まあいいか。ほかのテーブルでチャイのパフォーマンスは眺められたし。

先にサラダがやってきた。ドレッシングに軽く香辛料が利いているな。「これはカレーも期待できそう」という思いが膨らむ。サラダが食べ終わるのに合わせて、カレーやティッカを持ってきてくれた。続きを読む
posted by たあぼう at 01:39 | Comment(4) | TrackBack(1) | 南インド

2005年10月28日

おすすめその291 マハラシ(半蔵門・麹町)

マハラシ(スーパーミールス)Maha Rasi(マハラシ)

千代田区平河町1-7-19

Tel:03-5276-6150

予算:650〜1600円(昼)、1500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(野菜カレー)
量 :★★★☆


10月25日にオープンしたばかりの南インド料理店。群馬県高崎市にあるチェンナイが姉妹店なんだそうだ。最初の3日間はディナーを2割引きにしていたせいもあって、昼・夜ともに20席あまりの店内が大混雑していた。

夜は写真を取り忘れたので、昼のメニューを主に紹介していこう。ランチは650円〜1600円まで5種類ある。メニューによってラッサム・スープが付いたり、ポリヤル(インド風野菜炒め)が付いたりと多様なバリエーションがある。僕はお店の名前を冠した「マハラシ(スーパーミールス)」(980円)を選んだ。

スーパーミールスは、野菜または肉(今日はマトン)のカレー、ポリヤル、ライスまたはナン、タンドール・チキン、サラダがそろう定食である。得にポリヤルが付くところが南インドっぽくていいなと思ったんである。

東京のランチの喧噪に慣れていないのか、現場のオペレーションはまだかなり混乱している。店主らしきインド人が「お弁当すぐできますよ〜」と声を張り上げているのに、僕の注文はいっこうに届かない (^_^;) ありゃ、後から入ってきたお客さんの注文に先に応じてしまってるよ! うーむ。そういえば前日の夜もかなり待たされたっけ。

オペレーションは今後の改善を望むしかないが、ようやく一式そろってやってきた。気を取り直していただくとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 21:45 | Comment(14) | TrackBack(4) | 南インド

2005年01月26日

手でカレーを食べてみる 於 カレーリーフ

ミールスシノギのお仲間三人と、ミールス(南インドの定食)を食べてきました。インドらしく、手をスプーンやフォークの代わりに使って食べるんですよ! お店は、おすすめその83で取り上げた「南インドの味 カレーリーフ」(東中野)。

器に入っているのは右から順に自家製ダヒ(ヨーグルト)、ラッサム(スープ)、サンバル(野菜と豆のカレー)、それに今日のカレーであるかぼちゃのカレー。器の手前のおかずはキャベツ、きのこの2品。バナナリーフを期待していたので、それっぽいプレートだったのはちょっと残念だったけど。

まあ、細かいことを気にせずに早速食べてみよう。ライスの上にラッサムなどを適当にあけていく。カレーとライスを指先でぐちゃぐちゃと混ぜ合わせていく。このぐちゃぐちゃ感がたまらない。で、混ぜ合わせたカレーとライスを口の中に放り込む。んー至福の時。続きを読む
posted by たあぼう at 14:01 | デリー ?? | Comment(2) | TrackBack(0) | 南インド

2004年12月11日

おすすめその95 ダルマサーガラ(東銀座)

ダルマサーガラ

中央区銀座4-14-6

Tel:03-3545-5588

予算:1000円〜(昼)、3000円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


東銀座シリーズその2は、南インド料理のダルマサーガラ。マニアさん達の間では、「アジャンタサンサールの有名シェフだったマニさんがオープンに携わったお店」として知られる(もっとも、マニさんはインドに帰られていて、今やっているのはチェンナイのホテルのシェフだった方)。

この日(12月9日夜)はシノギでお付き合いがある方々との会食だった。そこで、定番から見慣れていないものまでアラカルトを色々注文した。パパード(豆せんべい)、サモサ(ポテトの包み揚げ)、マサラワダ(ひよこ豆のペーストのフライ)、ウトパム(インド風お好み焼き)、イディアパム(インド風ビーフン)、キーマ・ドーサ(挽き肉入りお米クレープ)といったところ。

パパードはスパイス感控えめでからっと上品に揚げてあった。その後の料理のいずれも、脂分控えめという印象。このほか、ドーサなどについていたココナッツ・チャツネやサンバル(野菜と豆のカレー)も同じ傾向。エスニック好きの女性にかなり受けそうな印象だ。

上記のメニューでかなりお腹いっぱいに。せっかくだからとカレーも2品注文する。いずれもお店おすすめの限定メニューにした。続きを読む
posted by たあぼう at 18:22 | Comment(9) | TrackBack(6) | 南インド

2004年11月24日

おすすめその83 南インドの味 カレーリーフ(東中野)

サンバル南インドの味 カレーリーフ

中野区東中野3-1-2

Tel:03-5330-5134

予算:1250円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


昨日に引き続き東中野にやってきた。もちろん昨日のリベンジを果たすためだ。カレーリーフに到着した時間は20時30分過ぎ。よかった、まだ開いている。

カレーリーフは本格的な南インド料理店である。実は「的」という字が入ることが大事なところ。店主の津金澤さんは、南インドの雰囲気をできるだけ残しながら、一方で日本人の口に合うように努めているからだ。

では早速、南インドの定番である「サンバル」(野菜と豆のカレー、950円)と「ライス」(300円)、それと食後の「インドコーヒー」(380円)あたりを注文してみようか。

お店の信念をつづってあるリーフレットを読んでいるうちに、サンバルとライスがやってきた。漂う香りは紛れもなく南インドだ。ところが口に入れると、インド人シェフが作るサンバルとはちょっと違うことに気付く。何となく優しい印象なのだ。たぶん、辛さと脂分を抑えてあるからじゃないかな? さらに大根やニンジンがやや多めに入っているので、日本人である僕の舌にもなじみやすい。続きを読む
posted by たあぼう at 22:45 | デリー ?? | Comment(4) | TrackBack(0) | 南インド

2004年10月06日

おすすめその44 アジャンタ(麹町)

マトンアジャンタ

千代田区二番町3-11

Tel:03-3264-6955

予算:1500円〜2000円(昼) 5000円〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★(野菜と豆)〜★★★★(マトン)
量 :★★★☆


日本で2番目に古いらしいインド料理店。いろんな人が紹介しているから今さら僕が賞賛する必要なんかないかも。だけど、やっぱり100のお気に入りの中には入れておきたいお店の一つだ。

ランチは1500円または2000円。はっきり言って敷居が高い。日本テレビ社員か近所の外交官だけを相手にしているかのような値付けだ。でも、文句を言っても始まらない。今回は1500円のほうを頼んだ。カレー2種類と、ライスまたはナンのセットである。カレーは「マトン」と「野菜と豆」(サンバル)を選んだ。この二つとキーマ(挽き肉のカレー、ドライタイプ)あたりが、「アジャンタらしい味」を分かりやすく表現してくれていると思うので。

野菜と豆まずはマトンから。肉の香り、食感がとにかく絶品だ。しかも相当辛い。アジャンタ出身のシェフのお店を除くと、これだけ辛いマトンカレーを出すお店はほかにないんじゃないかなあ。アジャンタのマトンに惚れ込んでしまう人が多いのもうなずける。

続いては野菜と豆。僕はこれがお気に入りなんである。久々に食べたのだけど、「そうそうこの味だったよな」と思わずにっこりしてしまった。豆の食感を感じつつも、ドロドロになっていないバランス感覚が見事。ナスがかなり入っているおかげで、辛いマトンカレーで熱くなった体を程良く冷やしてくれるのもよい。続きを読む
posted by たあぼう at 21:30 | Comment(18) | TrackBack(5) | 南インド

2004年09月25日

おすすめその33 ダバ インディア(京橋・東京)

ベジミールスダバ インディア

中央区八重洲2-7-9携帯地図

Tel:03-3272-7160

予算:900〜2000円(土曜日の昼)
味 :★★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★★


ほんとは日比谷松本楼10円カレーに行くつもりだったのだけど、前日の徹夜飲みのせいで身体が動かない。絶望的と思いながら昼に一応着いてみた。やはり整理券の配布は2時間以上前に終わっていた。無念。

気を取り直して別の店、ということで思いついたのがダバ インディア。クルチャ(インド風ピッツァ)がおいしいグルガオンと、タンドール料理が得意なカイバルの姉妹店にして、評判のいい南インド料理店である。でも僕はこれまで忙しい時とおなかいっぱいの時にお店の前を通りかかったことしかなかった。早速中に入ってみる。予想通りお洒落。

ブルー基調で統一した店内は、異国情緒を感じさせつつもくどくない。そう、クールという言葉がぴったりだ。このあたり、さすがグルガオンやハリドワールと同じオーナーの趣味だなあ、と思ってしまう(お客さんが多くて写真を撮れず残念)。

さて、メニューである。土曜日の昼はホリデーランチという扱い。ということで、南インドの定食スタイルであるミールスが常設メニューになっていた。ちょいと高い(本来のメニューが1700円、ベジタリアン向けサブメニューが1600円)けれど、ここは奮発しよう。といいつつ、ベジタリアン向けを注文してみた。

やってきました。バナナの葉っぱの上にサンバルやラッサムなど4種のカレー、バスマティ米(香り米)、プーリ(揚げパン)にパパード(せんべい)、ダヒ(ヨーグルト)。雰囲気いっぱいだ。食べる前からわくわく感が高まってくる。

期待したとおり、どのカレーもおいしい。長粒米とよく馴染んでくれる。さらに、複数のカレーを混ぜ合わせたり、ダヒをかけたり、パパードを砕いて散らしたりと、遊んで(?)食べるともっとおいしい。続きを読む
posted by たあぼう at 18:30 | Comment(20) | TrackBack(22) | 南インド

2004年09月11日

おすすめその19 A・Raj(東池袋・東池袋四丁目)

サンバルA・Raj(エー・ラジ)

豊島区南池袋2-42-7

Tel:03-3981-9688

予算:800〜1600円(昼)、3000〜5000円(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★


親離れした子供を見る親の寂しい思いってやつはこういうものかねえ。久々にA・Rajを訪れて僕は思った。

最初に訪れたのは2年半前。ラジ氏がアジャンタを飛び出し、お店を開いてから4日めのことだった。店内はガラガラ。でも料理に力が入っていた。特にサンバル(野菜と豆のカレー)とドーサ(お米のクレープ)の美味しさにうならされた。アジャンタそっくりだったんだけど(笑)

感動した僕はラジ氏と話し込み、そのあと10回以上訪問、さらに勝手に宣伝して回った。少しは効き目があったのか、今や雑誌に登場しまくる有名店になった。

で、久々に土曜日に訪れたんである。がらっと雰囲気が変わっていた。前のテナントの居酒屋の食器を流用していた時代は、すっかり昔の話になったらしい。ライスは長粒米に変わっていた。食べ放題だったアチャールは申し訳程度に盛られる貴重品に。いやはや、びっくりである。良くも悪くも洗練されている。

サンバルも昔とは変貌していた。以前よりトマトが強めになる一方、日本人の好みが分かれるコリアンダーの香りはぐっと控えめに。僕は以前の方が好みだったけど…。続きを読む
posted by たあぼう at 23:55 | Comment(2) | TrackBack(5) | 南インド

2004年09月10日

おすすめその18 SPICE cafe(押上)

ラッサムSPICE cafe(スパイスカフェ)

墨田区文花1-6-10

Tel:03-3613-4020

予算:850円(昼)、2000〜4000円(夜)
味 :★★★★★
辛さ:★★★★
量 :★★★


dedeさんMURAさんのブログの紹介を読んで気になっていたお店。遠いのがネックだったけれどついに足を伸ばして訪れてみた。

まず一言。やられました。ここ数年で一番やられたと思ったほど。建物や料理のしかけに僕は思いっきりはめられてしまった。味の評価★5個は甘いかもしれないけど、いいだろう。ここを訪れるために押上に通うかもしれないと思ったくらいだから。

まずは建物のしかけから。いきなり入口で戸惑わされる。あえて詳しく書かないので、ぜひ夜暗くなってから行ってみてほしい。

前菜続いてメニューに驚かされる。2000円のカレーコースを頼むと、イタリアンな前菜が出てくるのだった。具体的には、ナスのマリネ、キッシュ、鶏肉とキュウリのサラダ、にんじんのサラダ、ゴルゴンゾーラのナッツ・蜂蜜がけの5品。

この中で、にんじんのサラダだけはインドな味わいを感じさせる。というのもクミンシードの香りを使って、にんじんの甘さを巧みに引き出しているから。でもほかもみんな美味しかった。シェフがインド料理店とイタリア料理店で修行した経験があるからこそなせる業なのだろう。続きを読む
posted by たあぼう at 12:00 | Comment(39) | TrackBack(12) | 南インド

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