報道資料/平成19年11月7日
総務省関東総合通信局(局長 江嵜 正邦(えさき まさくに))は、平成19年11月7日総務大臣の免許を受けないで不法無線局を開設していた下記のダンプカー運転手1名について電波法第4条違反容疑で佐野警察署に告発しました。
1 当局は、平成19年8月9日以降、関東近県で運行するドクターヘリ用無線通信が不法無線局から頻繁に妨害を受け通信支障を生じているとの申告を受け、電波監視システム(DEURAS)を用いて不法無線局の移動経路及び運用の内偵を行ってきたところです。
2 本日、移動監視により複数の走行車両から不法電波が発射されているのを確認し、栃木県佐野警察署へ告発し、同警察署は電波法違反の容疑で運転手1名を検挙したものです。
3 ドクターヘリ用無線通信は、医師を乗せたヘリコプターが病院等との間で救急救命措置等を行う際に使用されるもので、この通信が妨害されると救急活動等に重大な支障を及ぼす恐れがあります。
記
被疑者 | 容疑の概要 |
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群馬県館林市在住の女性(52歳) | 不法アマチュア無線の開設 |
総務省関東総合通信局 電波監理部監視第二課
担当:浅海、齋藤
電話:03-6238-1820
Fax:03-6238-1829