仲介役「名前言えぬ」 小沢代表一問一答全文(下)2007年11月07日19時43分 民主党の小沢一郎代表が7日午後、党本部で行った記者会見での質疑応答の後半部分は、以下の通り。 ――仲介役は読売新聞の渡辺恒雄氏か。報道に対する抗議の中での「誹謗中傷」発言は撤回するか。 具体的な名前は私の口からは言えない。私から主体的に党首会談で連立の話をしたかのような報道は、その意味においては事実と反するので、それについては撤回するつもりはない。その他について、私の言い回しが過ぎていたのなら撤回します。 ――党首会談、大連立について2カ月前から話があったと説明したが、1日の宇都宮市の会見では「そういうことは考えていない」と言っていたが、整合性はどうなるか。 水面下で話がなされていたと表現されていると、私が主体的にかかわっているように聞こえる。言葉遣いは気をつけて頂きたい。 私は、あなたとは会えない、というたぐいの人ではないので、会った。その人は「お国のためだ」と熱っぽく話したと思います。(これに対して私は、民主党は)参議院も勝って元気づいて、衆議院選挙に勝つという雰囲気だと言った。私どもは連立のうんぬんを言う立場ではないと言った。 ――小沢代表は二大政党制は政党ではなく国民が決める、と主張していたはず。選挙を経ていない、党首会談で大連立を否定しなかったのは、なぜか。 (党首会談では)特措法の話から入った。安保政策、平和に貢献するということについて総理大臣が、今までの政府の考えを、憲法を180度転換する確約をしました。総理にとって連立が前提でしょう。 政治は国民のためにいいことをやるというのが、最終目標。年金でも農業でも、基本的な考えは全く違うが、我々の主張が一つでも実行できるなら、それもひとつの方法ではないか。政策協議をするというのはいいんじゃないか、ということを役員会に諮ったら反対だったので、やめた。もし、政策が実行できれば、政権担当能力が証明される。そうすれば、選挙に勝って、政権をとって、それによって二大政党制になると思ってやった。 PR情報この記事の関連情報政治
|
ここから広告です 広告終わり どらく
一覧企画特集
特集
朝日新聞社から |