松井ウ～ン快適　ＮＹ自宅におしり洗浄機能付き便座

　ヤンキースの松井秀喜外野手（３２）が完全復活の５年目に向けて、秘密兵器を入手した。米国生活を始めてから、ほしがっていた「おしり洗浄機能付き便座」を今オフついに、自宅トイレに設置した。「これで日本にいる時と全く変わらず快適に過ごせる」と話した松井は２１日に帰国する。

　ニューヨーク市内の自宅マンションに念願のおしり洗浄機能付き便座「ＴＯＴＯ　ウォシュレット」をトイレに取り付け、大喜び。日本でウォシュレット生活をしてきていただけに、「ペーパーでふき取るだけだと、気持ちが悪くて」と松井。「体は清潔にしておかないと」と、トイレの後には、シャワーを浴びていたほどだ。

　高層マンションでの排水処理の問題もあり、要望を出してから設置を認められるまで約２年かかった。「オレぐらいだよ、便器を抱いてる写真を撮られる大リーガーは…」と記念撮影。「携帯用ウォシュレット」も同時に手に入れ、「これで遠征先も快適」と、私生活の充実を本業への活力につなげるつもりだ。

　今季は５月に、左手首を骨折するなど、不本意な１年に終わったこともあり、すでにヤンキー・スタジアムで始動。帰国３日前まで、週３日のペースで体を動かした。「（左手首は）テーピングなしでプレーしても、オレとしては大丈夫。手首には、長さ１０センチのプレートがもう入ってる。折れるもんなら、折ってみろ、って感じだからね」と笑っていた。

　◆松井が松坂を分析
  松井が「レッドソックス・松坂」を分析した。約６０億円の応札額でヤ軍のライバル球団、レ軍が松坂の独占交渉権を得た。自身の大リーグ入りの際は「金銭（年俸金額）の高さによるプレッシャーは全くなかったが、ヤンキースという球団でやっていくことのプレッシャーをかなり強く感じていた」と松井。「松坂君は本当にいい投手だと思う。ボストンはニューヨークと同じ、ダメならブーイングだから…でも、やればいいわけだから。対戦を楽しみにしてます」と話した。

（2006年11月21日06時03分  スポーツ報知）