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首相 再び党首会談呼びかけも

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新テロ対策特別措置法案を審議している衆議院の特別委員会は7日午後、福田総理大臣も出席して、防衛省の一連の不祥事などをめぐる集中審議を行いました。この中で、福田総理大臣は、さきの民主党の小沢代表との党首会談について、「国会のこう着状態が続いてなかなか法案審議が進まず、このままでは国民にも迷惑をかけるという思いがあった。また、国際的にも『日本は何をやっているのか』という疑念を与えかねないという事態を打開するため、小沢氏に会談を呼びかけた」と説明しました。そのうえで、福田総理大臣は、再び小沢代表に党首会談を呼びかける可能性について、「相手のあることだが、思いはおそらく同じだと思うので、必要に応じて行いたい。話し合いをすればお互いわかり合えるのではないか、新しいものが作り出せるのではないか」と述べました。さらに、民主党が、アフガニスタン支援に関する独自の法案の骨子をまとめたことについて、福田総理大臣は「インド洋での給油活動の早期再開で合意できるのであれば、その具体的な道筋について真剣に協議したい」と述べたほか、町村官房長官も「われわれと接点があるのであれば、法案を修正することで賛成してほしい」と述べ、民主党の歩み寄りに期待を示しました。また、福田総理大臣は、自衛隊を海外に派遣するための恒久的な法律の制定について、「国会の議論を通じて、国民にもよく理解してもらわなければならない問題で、そう簡単にできるものではない。いずれにしても来年以降の話だ」と述べるとともに、この法律に、自衛隊の活動だけでなく、民間による支援のあり方を盛り込むことも検討したいという考えを示しました。
もどる11月7日 18時10分
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