
北朝鮮核、通常兵器の脅威は依然変わらずと 米国防長官
2007.11.07
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19:10
JST
- CNN/AP
ソウル――ゲーツ米国防長官は7日、訪問先の韓国で会見し、開始された北朝鮮の非核化への道のりは遠いとし、核と通常兵器の脅威は米韓同盟の抑止力と防衛態勢の焦点であり続けるとの考えを示した。韓国の金章洙国防相と会談後に述べた。
北朝鮮の核問題では、6者協議の合意に基づき寧辺にある核施設の無能力化作業が本格開始した。長官は「我々は非核化への道を歩み始めたが、目的地にたどり着いたわけではない」と慎重な姿勢を示した。
また、北朝鮮が要求するテロ支援国家指定の解除問題で、核施設の無能力化が終了すれば解除に踏み切る可能性については言及を避けた。「一定の基準」を満たせば、解除されるだろうとだけ語った。
この基準の詳細には触れなかった。