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「仲介者の名前はいえない」小沢氏会見の詳報(4)完 (1/2ページ)
小沢氏の7日の記者会見では、党首会談の仲介者を小沢氏が明かすかどうかが焦点となったが、小沢氏は「申し上げられない」と拒否した。
−−党首会談、連立構想についてうかがう。仲介役は読売新聞社の渡辺恒雄主筆か。また、4日に代表が発表した報道への厳重な抗議だが、まったく事実に反するとも言い切れないし、抗議の中の「私を政治的に抹殺し、明白な誹謗(ひぼう)中傷報道だ」というのはまったく違うと思うが、抗議を撤回する考えはあるか
「まず具体的な(仲介者の)名前についてまでは、私の口からは申し上げることはできません。控えさせていただきたいと思います。それから、私から持ちかけ、私から積極的に、主体的に党首会談、連立の話をしたかのような報道は、その意味においては全く事実に反しますので、その点について撤回する意志はありません。しかし、もしその他のことにつきまして、私の言葉、言い回しが過ぎていたとするならば、その部分を撤回致します」
−−大連立について、2カ月ほど前から水面下で話し合いがあったかのような説明だったが、1日の宇都宮市での会見では大連立について「今そういうことは考えていない」と明言した。整合性は。一部報道で党首会談の席上で閣僚名簿が出され、小沢氏が副総理に就くということが報道されたが事実関係は
小沢氏「水面下で話し合いがなされていたと表現されますと、何か私も主体的に加わっているように聞こえますので、その点はちょっと言葉遣いは気をつけてお願いしたいと思いますが、私は(会談相手が)『あなたとはお会いできません』というたぐいの方ではないので、お呼びいただいてお会い致しました。相手方は『大連立しかない。国のためだ』ということを熱っぽく、その意味においては真実そう思ってお話しされたんだと思います。私は、『うちの方はとにかく参院選も勝って勢いづいて、元気づいてもう衆院選に勝つんだという雰囲気でございます』と、1点は。もう1つは『政権を運営するのが大変になって、たぶんやるとしたら政権側の話で、私どもが連立うんぬんなどということを言う立場でも何でもありません』と、その2点で私は申し上げたということでございます」