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「張りつめていた気力が途切れ、ぷっつん」小沢氏会見の詳報(2) (1/2ページ)
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民主党の小沢代表は7日の会見で、「張りつめていた気力が途切れ、ぷっつんしたというか、そういう精神状態になった」と述べ、2日の辞任表明会見当時の心境を告白した。
−−4日の記者会見のことだが、辞任の意向を表明された会見で、小沢代表は混乱を招いたけじめをつけるとおっしゃって、役員から不信任を受けたとおっしゃった。今回続投するにあたり、役員からの不信任は解消されたのか。けじめをつけるとまでおっしゃって辞任の会見をされた。前回の会見は軽率だったと思うか
小沢一郎代表「あのー、私は昨年、代表に就任して以来、心身ともに、ひたすら7月29日の参院選に向けて、自分の限界まで頑張ってきたつもりでございます。その意味では、体も精神面も、かなりくたびれておりました。しかしながら、やはり最後の衆院選で勝たないことには。私の(自民党)離党以来、14、5年、その前からの持論でありますけれども、私の政治家としての政権交代可能な議会制民主主義、本当の議会制民主主義を日本に定着させたい、という、この思いを実現するためにはもうひと踏ん張り頑張らなきゃだめだと、そういう思いで自分の体、それから気持ちにむちを打って頑張ってきたつもりなんですけれども、ちょっと先般のことで私の不徳の致すところから、大変ないろんな報道となり、党に、みんなに迷惑をかけた。その思いが非常に強くて、自分の気力を張りつめて頑張っていた気力がいわば、途切れたというか、ぷっつんしたというか、そういう精神状態に陥りまして、もうこれ以上、自分が表に立っていれば、さらに一層、そういった中で党に迷惑をかける。国民のみなさんの不信を買うという思いで、まず自分がもうけじめをつけなきゃというのが私の気持ちをいっぱいにしたということであります」