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「2カ月ほど前、さる人から呼び出し受けた」小沢氏会見の詳報(1) (1/3ページ)
民主党の小沢一郎代表は7日、党本部で辞意撤回の記者会見を行い、福田首相との党首会談のきっかけは、2カ月ほど前に「さる人」に呼び出されたことだったと、仲介者の存在を認めた。
小沢一郎代表「えー、先ほど、両院議員懇談会でお話し申し上げました。みなさんもお聞きになったことと思いますので、私の思いは、先ほどのごあいさつで申し上げたつもりでございますので、あとはみなさんから質問を受けたいと思います」
−−まず今回の慰留にあたって、執行部のほうから代表に大連立はしないという条件はあったんでしょうか。また、代表のほうから辞表の撤回にあたってなにかの条件はつけたのか。次の衆院選までの間に、自民党との連立を目指す考えはないと理解してよいか
小沢氏「まず、今回、私の辞意表明に対しまして、ここにおられます3人を中心に、党内のいろんなご意見を集約していただいて、翻意をうながしてくれた。そのご厚意に感銘をいたし、またあの日から、私のプライベートの会館、事務所のほうにも、連日、数百人の国民のみなさんからおしかり、激励のお話がありました。ということで今日になったわけでありますが、特別に、条件という、こうだということは私のほうからも党からも、そのような話はいたしておりません。ただ、連立問題についていえば、今日もお話申し上げたとおり、役員会でも、そのことは考えに入れずに、総選挙で頑張ると。今日の結論も、みんなの総意もそうでありますので、ひたすら総選挙に向け頑張っていこうということであります」
−−先日の記者会見で、連立構想を持ちかけた話について、小沢代表から持ちかけたなど事実無根の中傷報道がなされている、といわれた。そのことについて、われわれは根拠のある取材にもとづいてやっている。発言の撤回をしていただきたい。具体的に、どこの報道がどう間違っているのか。間違いがあるのなら、小沢代表自身の口から、党首会談の経緯、内容について明らかにしていただきたいと思います。小沢代表から持ちかけたということは複数の情報源から取材したこと。具体的に小沢代表から事実を話していただきたい