小沢代表きょう午後、”恥さらし続投”経緯説明へ
突然の辞意表明から3日目。民主党の小沢代表は7日午後、記者会見して辞意を撤回し、正式に続投を表明します。しかし、党内には不信感が広がっています。
6日夜、2日ぶりに姿を見せた小沢代表は、7日朝は自宅で過ごしています。6日の当選回数別の懇談会でも、議員からは「小沢代表の口から説明がなされるべきだ」と対応への不満が噴出しています。このため、7日午後4時半から全議員を集めて、小沢代表自ら、これまでの経緯を説明したうえで、混乱を引き起こしたことを謝罪して、騒動を収束させたい考えです。
民主党・鳩山幹事長:「(小沢氏)本人の言葉で今回の経緯を分かりやすく説明して、国民の皆さんに、今一度、民主党に対する信頼を与えて頂きたい」
一方、政府・与党側は、小沢氏が続投を決めたことで、新テロ特措法案の取り扱いも含めて、民主党との政策協議に期待感を示しています。ただ、民主党内には、今回の騒動を受けて、大連立につながりかねない政策協議に警戒感がさらに強まっています。政府・与党とどう向き合うのか、民主党内の路線対立はくすぶり続けています。